出版社内容情報
「山で口にするものはどれもこれも美味しく、忘れられない」。山行記で描かれるさりげない食事の風景は読者の食欲を刺激し、山に誘う。草木の香り、風の肌触り、美しい山容、親しい仲間との会話……取りまくすべてが特別な調味料となり、山で食べるものは格別の味がする。著名なイラストレーターであり、半世紀以上にわたる登山歴を持つ著者が体験した至福の時間――山のごはん――に焦点を当てたイラスト& エッセイ集。
内容説明
「山で口にするものはどれもこれも美味しく、忘れられない」。山行記で描かれるさりげない食事の風景は読者の食欲を刺激し、山に誘う。草木の香り、風の肌触り、美しい山容、親しい仲間との会話…取りまくすべてが特別な調味料となり、山で食べるものは格別の味がする。著名なイラストレーターであり、半世紀以上にわたる登山歴を持つ著者が体験した至福の時間―山のごはん―に焦点を当てたイラスト&エッセイ集。
目次
タラコ、ホッケ、海の幸(羅臼岳)
春うららの自作おにぎり(奥多摩・生藤山)
残された秘境で天ぷら(海谷山塊)
ビールとおでんとナベ焼きうどん(丹沢・鍋割山)
思い出と安らぎのコーヒー(阿弥陀岳北西稜)
薪ストーブでシカ焼き肉(雲取山)
岩魚のミソ焼きと憂いの秋(黒部渓谷・志合谷)
滑落のち、おにぎり(巻機山・米子沢)
前夜のフリーズドライ宴会(北鎌尾根)
低山の愛妻弁当(秩父・観音山)〔ほか〕
著者等紹介
沢野ひとし[サワノヒトシ]
1944年、名古屋市生まれ。イラストレーター。児童書出版社勤務を経て独立。「本の雑誌」創刊時より表紙・本文イラストを担当する。第22回講談社出版文化賞さしえ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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