出版社内容情報
身分を超えた友情で結ばれた藤村・夏木・仁左衛門の古馴染み三人組は、老後を楽しむために〈初秋亭〉という隠れ家を作った。悠々自適な生活を楽しむはずだったが、とある事件をきっかけに、町の悩み事が次々と持ち込まれるようになる。江戸の町名主を務める奈良屋は、次男坊が牛に変身してしまったという驚愕の相談を持ちかけるが……。積み重ねた経験を武器に、町のお悩みをばっさり解決! 読み心地軽やかな爽快時代活劇。
内容説明
身分を超えた友情で結ばれた藤村・夏木・仁左衛門の古なじみ3人組は、老後を楽しむために“初秋亭”という隠れ家を作った。悠々自適な生活を楽しむはずだったが、とある事件をきっかけに、町の悩み事が次々と持ち込まれるようになる。江戸の町名主を務める奈良屋は、次男坊が牛に変身してしまったという驚愕の相談を持ちかけるが…。積み重ねた経験を武器に、町のお悩みをばっさり解決!読み心地軽やかな爽快時代活劇。
著者等紹介
風野真知雄[カゼノマチオ]
1951年、福島県生まれ。立教大学法学部卒。93年に「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞し、デビュー。2015年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブ賞・シリーズ賞、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひさか
19
2022年10月角川文庫刊。書き下ろし。シリーズ3作目。前巻から1年ぶり。医術の窓、玩具の牙、変身の牛、逆転の宝、の4つの連作短編。いつものように小さな謎を解決しながら、大きな出来事の解明をして行く展開はいつもと同じ。ラストに大きな出来事が動き出したような描写があり、次巻が気になります。次の刊行が早いといいのですが…2022/11/23
なんてひだ
3
あっなんだかわかった気がする。新大江戸は書き下ろしで 大江戸は再版なのでは。それがたまたま同時進行していて、たまたま読み始める自分がいるってことでは。うーん私は誰と話をしているのだろうか。でも当たっている気がする。でもなあそれだと大江戸の再版の続き番号でもいいのかと2023/03/15
sai
3
やっと新シリーズの続編を読めた。2023/01/15
犀門
2
No.027★★★☆☆ちょいと倦怠期w。2023/04/25
Suzu
2
新・大江戸定年組シリーズ第3弾。第二話玩具の牙。これは結局のところ驚き過ぎて心臓麻痺ってことなんだよね。しかも、そのせいで死んだことを又六は知らないって。まさか死ぬとは思ってなかっただろうけど。第三話変身の牛。耕次郎も白百合が気に入ってたなら別に牛になるなんて手の込んだことする必要あったのか?と思うけど、うまくまとまって良かったよ。仁左衛門とかな女の関係はおさとに知られ藤村は喀血し、夏木家は評定所の使いを待つ。その時大地震が。どうなるどうなる。そして次巻を読む。2023/03/25