内容説明
幼馴染に叶わぬ恋をしていた前世の記憶があるエリアナ王女。だが今世でも幼馴染としてかつての想い人の侯爵子息・アルバートと再会。しかも彼は、またもやエリアナを妹扱い!同じ失敗はしないと彼以外の人と結婚しようと奮闘するも、アルバートの様子がおかしくなってきて?「誰と婚約―結婚するの?」「他の誰にも渡したくない」…って前世で振られたのは私よね!?過保護な幼馴染×鈍感王女の甘々ラブコメ!
著者等紹介
蓮水涼[ハスミリョウ]
岐阜県出身。『異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なみ
10
前世で失恋したのに今世でなぜか溺愛してくる元幼馴染で侯爵子息のアルバートから離れるため、主人公のエリアナは他の人と結婚しようとするが──。 全体的にもどかしくてとても可愛かったです。ごちそうさまでした! 結婚を止めようとしてくるのは、アルバートが過保護だからなのか、それとも自分と同じ気持ちでいてくれているのかをぐるぐる考えてしまうエリアナがすごく良かったです。 アルバートとアズラク王子のバチバチなやり取りも大好き。 ただの喧嘩のようなものではなく、お互いのことをしっかり知った上で戦ってるのがエモい!2022/05/08
色素薄い系
4
うーん…イマイチ面白さが分からなかった。メインヒーローに魅力を全く感じなかったからだと思うんだけど前世でも好きだったのはヒロインってのに今世で気付くとか遅すぎる。転生した先にも性別が変わってしまった元恋人がいたのもなんかなぁみたいな感じだったし終始盛り上がりに欠けた。アズラクだけは前世と今世切り離してたみたいだから好感が持てた(最終的にエリアナを好きになるけど前世に引きずられてではないみたいだったし)。2023/05/18
移木可恋
2
断然アズラク派。2022/10/16
榛名
1
じれったい、2人の付かず離れずの距離感が、もどかしかったですね。前世の苦い思い出があるからこそ、踏み出せない、想いを抱えているエリアナが彼だけには、距離を保とうと自分の意思を捻じ曲げて、心の奥底を魅せないようにしている彼女がいじらしくて辛い展開でしたね 幼馴染であり家族同然と思っている彼女に家族以上の想いをしているのか家族としてなのかが途中まで判断がつかない感じもありましたね彼と彼女の生い立ちがその想いを強固にしていることが分かっているからこそ、踏み出せない思いが強い理由がしっかり描かれていて、素敵でした2025/08/11
岩月クロ
1
WEB版を読んでからの、読了。タイトルの差に慄きつつ(笑) WEB版の展開も好きですが、こちらも好みです。書籍版は、アズラクの心情が深掘りされていて、WEB版はシルヴィア(名前違うけど)の心情が深掘りされている感じがしました。気持ちを自覚するまでのモダモダと、自覚した後の必死さにキューッとなります。大幅に追加された場面もある反面、カットされたシーンや台詞もあるので、二度美味しい仕様。2022/09/02
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- 和書
- 旋風