出版社内容情報
桑原 水菜[クワバラ ミズナ]
著・文・その他
睦月 ムンク[ムツキ ムンク]
イラスト
内容説明
宮内庁職員の降旗から海外の発掘事務所への移籍を打診された無量は、迷いながらも群馬の発掘現場へ赴いた。榛名山噴火で埋もれた集落遺構からは、徳川埋蔵金と思しき千両箱が出土し大騒ぎに。なんと中には古墳時代の埴輪が入っており、マスコミも動き始める。しかし無量は、遺物を前にしても全く反応しない自身の右手に強い不安を覚える。“鬼の手”を失った自分は何者なのか―。しかも無量を狙う軍事会社GRMの動きも怪しく!?
著者等紹介
桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ、東京都在住。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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