角川文庫<br> 日本発酵紀行

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日本発酵紀行

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  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041124420
  • NDC分類 588.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

元バックパッカーの小倉ヒラクが2018年夏から8カ月かけて全国の発酵の現場を訪ね歩いた旅行記。本書『日本発酵紀行』はD&DEPARTMENTが手がけるd47 MUSEUMの企画展「Fermentation Tourism Nipponー 発酵から再発見する日本の旅ー」の公式書籍として誕生しました。発酵を通して日本の文化の深層に出会い、今を見つめなおす旅の記録。醤油、味噌、酒といった日本のソウルフードだけでなく、お菓子、漬物、激レア激ウマ発酵食品までを隅々まで歩き出会い食べつくす!

内容説明

発酵デザイナーの小倉ヒラクが、47都道府県の発酵文化をリサーチする8カ月間の旅行記。味噌、醤油、酒といった日本のソウルフードはもちろんのこと、すしやお菓子、見たことのない“激レア&激美味”な知られざる発酵の現場を取材。発酵食品は、土地の味覚や暮らしの記憶が保存されたアーカイブ。その土地ならではの文化の深層に出会い、今を見つめ直す。海・山・街・島を発酵食品に導かれるまま訪ね歩き記した、発酵風土記。

目次

第1章 味覚の記憶 東海の旅
第2章 現代空間のエアポケット 近畿の旅
第3章 魚と酢の通り道 瀬戸内の旅
第4章 微生物の誘う声 離島へ
第5章 旅の身体感覚 北へ
第6章 ご当地スタンダードの発酵おやつ 関東の旅
第7章 発酵から見た経済史 日本の近代化を見直す旅
第8章 辺境を生きる知恵 九州の旅
第9章 記憶の方舟

著者等紹介

小倉ヒラク[オグラヒラク]
1983年、東京都生まれ。早稲田大学文学部で文化人類学を学ぶ。在学中に絵の勉強のためフランスへ留学。卒業後企業へ入社。東京農業大学で研究生として発酵学を学んだ後、山梨県甲州市の山の上に発酵ラボをつくり、日々菌を育てながら微生物の世界を探求している。発酵デザイナー。全国の醸造家たちと商品開発や絵本・アニメの制作、ワークショップを開催。絵本&アニメ『てまえみそのうた』でグッドデザイン賞2014受賞。15年より絵本『おうちでかんたん こうじづくり』とともに「こうじづくり講座」をスタート。20年、下北沢に「発酵デパートメント」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

68
日本のさまざまな発酵食品を紹介した本。著者の語り口が軽妙で読みやすい。発酵食が日本人の歴史やマインドをつくってきたと考えるとおもしろい。あらゆる意味で発酵菌は人間と共生してきたんだな。2022/12/01

さつき

65
日本にはこんなに発酵食品があるんだ!とびっくり!!味噌や醤油など予測のつくもの以外にも思いがけない物が登場しました。特に川崎大師のくず餅が発酵食品だなんて食べ慣れているのに知らなかった。群馬の焼きまんじゅうと宮崎のむかでのりが食べてみたいです。他にもぶらっと訪れてみたくなる場所ばかりで旅に出たくなります。2023/01/05

はっせー

52
1年前ほどに小倉さんの『発酵文化人類学』をよみ発酵デパートまで行った程発酵にハマった。そんなきっかけを作ってくれた小倉さんのほんをまた読みたいと思いてにとってみた。本作は小倉さんが8カ月かけて47都道府県をめぐってその土地にある発酵食品をたべたり話を聞いたりした内容をまとめたものになる。読んでいてこれも発酵食品なのか!と驚いたりこんなものも発酵させるのかと新たな気付きが多い作品であった。自分の思考までも発酵している気がした本になっている!2024/04/24

kawa

27
日本の発酵食品の生産地を旅する。琵琶湖の鮒ずしや沖縄の豆腐ようは好物。紹介される発酵食品の全てが美味しいという自信はないのだが、一度は訪ねて食してみたいと思わせる引きが強い良書。今市(たまり漬け)から会津(三五八漬け)、富山・射水(黒作り)~秋田・八森(しょっつる)~北海道・標津(山漬け)、何とも魅力的な旅路。2023/08/03

宗次郎

11
確かに物が豊富で困らなければここまで発酵文化は発達していなかったように思う。そして現状物が豊富で困らない、これでいいと満足している日本では新しいことやイノベーションが起こりにくく競争力が低下しているのかもしれない。飢餓感は必要。そして八丁味噌の問題。これはひどい。むかし美味しんぼで味噌が取り上げられていたが、今回もその製法だと焼くと不味くて食えない!とはならんのだろうか。2023/02/17

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