角川文庫<br> 貸しボート十三号 (改版)

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角川文庫
貸しボート十三号 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041123539
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

横溝正史生誕120年記念復刊! 横溝正史の異色傑作!

内容説明

白昼の隅田川に漂う一艘の貸しボート。中を見た人々は一斉に悲鳴を上げた。そこには首を途中まで挽き切られ、血まみれになって横たわる、男女の惨死体があったのだ。名探偵・金田一耕助が捜査に加わるなか、事件直前に、金縁眼鏡をかけ、鼻ひげを蓄えた中年紳士がボートを借りたことが判明。謎の人物を追って捜査が開始されたが、事件は意外な方向に…。表題作に「湖泥」「堕ちたる天女」を加えた、横溝正史の本格推理。

著者等紹介

横溝正史[ヨコミゾセイシ]
1902年、神戸市に生まれる。旧制大阪薬専卒。26年、博文館に入社。「新青年」「探偵小説」の編集長を歴任し32年に退社後、文筆活動に入る。信州での療養、岡山での疎開生活を経て、戦後は探偵小説雑誌「宝石」に、『本陣殺人事件』(第1回探偵作家クラブ賞長編賞)、『獄門島』『悪魔の手毬唄』などの名作を次々と発表。76年、映画「犬神家の一族」で爆発的横溝ブームが到来。今もなお多くの読者の支持を得ている。81年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco夏ko10角

28
金田一耕助シリーズ、3つの作品収録の短編集。 最初の『湖泥』は以前他の短編集で既読。これは金田一が探偵らしくてすごくいい。 『貸しボート十三号』ボートの中の状況とんでもないな、見てしまった人…。 『堕ちたる天女』あの金田一が「気持ちが悪い」と言う事件・犯人で色々すごい。警部二人の対面シーンに興奮。2022/04/30

タカギ

25
「湖泥」「貸しボート十三号」「堕ちたる天女」の3編を収録。この表紙、煽情的でいいね。私が持ってる角川文庫の金田一耕助シリーズの装幀は、『女王蜂』や『獄門島』は文字のみがモノクロでバーンと書かれているものなんだけど、統一しないのね。別にいいけど。どの話も面白い。人間関係を洗っていくと必ず痴情のもつれが出てくるのは時代を感じる。娯楽が少ないからなー。2022/12/18

うーちゃん

18
名探偵金田一耕助が活躍する中編3作。お馴染みの磯川・等々力両警部が出てくるのも楽しく、猟奇的な雰囲気も良い感じ。「湖泥」は本格推理&岡山ものとして非常に良い出来。「貸しボート十三号」はちょっと芝居がかったところもあるが面白かった。「堕ちたる天女」はスピーディーな展開だが穴も多く、長編で読みたかった気がする。どの作品でも30過ぎの女は軒並み、若い男をたらし込む狡猾で節操のない年増悪女として描かれていて苦笑しました(笑)2022/06/23

たーさん

17
初めは孫の活躍する漫画シリーズを小学生のときに夢中になり中学のときに「獄門島」や「犬神家の一族」あたりを3.4作よんだ金田一耕助シリーズ。書店で何気に気になり何十年振りに読みました。金田一耕助という名探偵がまず魅力的。ボサボサの髪やヨレヨレの和服、その反面鋭い推理力を発揮する切れ者のギャップがいい。表題の貸しボート13号は首斬りの途中の男女の猟奇殺人事件から意外な真実を明らかにする謎解きや堕ちたる天女の事件がひっくり返る終盤などスリリング。これを機に金田一シリーズ読もうかなって思いました。2022/06/21

T

15
旧版を既読。 表題作は表紙の印象が強く、劇場版の犬神家を思い出す。大学のボート部員の友情が見所という横溝作品としてはレアな展開かも。 「湖泥」は岡山の山村が舞台と、いかにもな横溝中篇で内容も一番凝っている。この二作は犯罪の構造が同じだが、舞台と味付けでここまで雰囲気が変わるのかと驚かされる。「堕ちたる天女」は石膏に塗り固められた女性の死体という乱歩風展開だが、こちらも凝った内容。実写だと再現が難しそうなやや強引なトリックだが意外性は高い。等々力警部と磯川警部の初顔合わせは もっと掘り下げて欲しかったかも。2022/07/23

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