角川ホラー文庫<br> 忌木のマジナイ―作家・那々木悠志郎、最初の事件

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角川ホラー文庫
忌木のマジナイ―作家・那々木悠志郎、最初の事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041119914
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。
そこに書かれていたのは、心霊現象に懐疑的な小学6年生、篠宮悟が、流行りの噂話で語られる『崩れ顔の女』を呼び出してしまうという物語だった。
その顔を見てしまった者は視力を奪われ、精神的に追い詰められた末に自殺してしまうという怪異。その真相を調べにやってきた那々木悠志郎の助けを借りて、悟は調査を進めていく。
一方で、原稿を読み進める古都美のもとにも『崩れ顔の女』が現れる。怪異の目的は何なのか、原稿に登場する怪異が自分のもとにやってくるのは何故なのか。
答えは那々木悠志郎の原稿の中にーー。
彼の物語はここから始まった。
異端のホラー作家、那々木悠志郎の原点が描かれる。シリーズ第三弾!

内容説明

那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼の怪異初体験を題材にした未発表原稿を読むことに。それは小学6年生の篠宮悟が、学校で噂の“崩れ顔の女”を呼び出してしまい、“呪いの木(忌木)の怪異”を調べる那々木悠志郎と共に怪異の真相に迫る物語だった。ところが原稿を読み進めるうちに古都美の前にも崩れ顔の女が現れ…。異端のホラー作家・那々木悠志郎の原点が描かれるシリーズ第3弾!驚愕のラスト!

著者等紹介

阿泉来堂[アズミライドウ]
『ナキメサマ』(受賞時タイトル「くじりなきめ」)で第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞“読者賞”受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっちゃん

145
あの那々木、最初の事件の顛末が記された『忌木のマジナイ』ある少年が那々木と共に「崩れ顔の女」の怪異の真相に迫る。がその原稿を読んでいるだけの編集者の身辺もが、何故かその怪異に侵食されていく…ホラーの恐ろしさ、というよりはひたひた、と何者かが背後に迫りくる、サスペンスの怖さを味わえる。ラストに待つ驚きの真相。作を重ねるごとに面白くなってきた阿泉作品。帯の「今もっとも警戒すべき新人だ」は伊達じゃない。2022/02/02

ちょろこ

137
読み出したら止まらない一冊。前作も感じたけれど、この作家さんは読み出したら止まらない世界を描いてくれる。シリーズ3にあたる今作は異端のホラー作家、那々木悠志郎の未発表原稿を読むことになった担当編集者の元にまるで原稿にリンクするかのように怪異が襲い掛かる怪ストーリー。この作中作という構成といい、怪異の迫り方といい、全てが絶妙なバランスでやっぱりどんどん惹き込まれノンストップ。現実世界の編集者への怪異がゾクゾク感満載、謎めいていて良かった。那々木さん、そういうことか!これは次作も読みたくなる。2022/03/02

★Masako★

88
★★★★ シリーズ3作目。面白かった〜!ホラー作家&怪異譚蒐集家の那々木の未発表原稿を読むことになった、担当編集の久瀬古都美。原稿には那々木と少年が体験した怪異「呪いの木(忌み木)と崩れ顔の女」について書かれていた。やがて読み進める古都美にも怪異が現れて…。物語も怖いが現実も怖い。じわじわと迫る恐怖から目が離せない。サブタイトルへの違和感、物語後半で感じた"もしかして”が、すべて繋がり真相が明らかになる終盤の展開は一気読み! どんどん面白くなるこのシリーズ、霊感少女・月子も気になるし、続編が楽しみだ。2022/02/03

眠る山猫屋

70
自称・日本を代表するホラー作家那々木悠志郎の担当編集者になった久瀬古都美が読み始めた那々木の初期作品の怪異が、現実を侵食してゆく。作中作の主人公・篠宮悟が怪異に相対する毎に、古都美にも降りかかる“崩れた顔の女”の怪異。那々木さんの行動範囲が北海道をメインとしていることに今更ながら気づいた(苦笑)そして後半、那々木の作品が現実(の彼の体験)に基づいているという展開が巧い。更に二転三転の驚愕、改めてこの作者さんのエンターテイナーとしての才能に感嘆。でも瞼を引き千切るのはやめて・・・。菜緒ちゃんが不憫過ぎた。2022/01/01

HANA

69
シリーズ三作目。今回は那々木の原稿を読む編集者と原稿に書かれた怪異という二重構造になっていて構成の妙が光る。サブタイトルから小説自体に仕掛けられたトリックは簡単に見破る事が出来たが、小説に描かれた怪異「崩れ顔の女」特にそれが子供たちの噂に密接に関わってくる部分やら、それを読む編集者にもそれが襲い掛かる部分等はやはり恐ろしくも魅力的。特に編集者が襲われる理由については解き明かされるまでわからなかったけど、きちんと伏線が張ってあったのね。怪異の現れる理由と本の仕掛け自体が非常に上手くマッチて面白く読めました。2022/12/14

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