角川文庫<br> 洛中洛外をゆく

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角川文庫
洛中洛外をゆく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 258p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041117750
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!

内容説明

人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!

目次

第1章 尾形光琳・乾山『乾山晩愁』(地味でもいい 葛藤とともに素直に生きる―光り輝くものだけが、この世に存在するわけではない;『乾山晩愁』に関連する場所)
第2章 海北友松『墨龍賦』(ごく普通に生きて いつしか“何者か”になる―生き惑いつつ、生き抜いた孤高の絵師;『墨龍賦』に関連する場所)
第3章 小堀遠州『孤篷のひと』(調和を重んじ 自分なりの美意識を守る―「天下を狙う茶」より「生き延びる茶」を;遠州をとおして 生き方を考える―生きている喜びを味わい、同時に死を前提にする茶 ほか)
第4章 現代のことば
第5章 葉室麟との対話(歴史の中心から描く 対談/澤田瞳子;歴史小説の可能性を探る 対談/諸田玲子 ほか)

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。16年『鬼神の如く―黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月、惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tamami

51
葉室さんの、必ずしも熱心な読者ではなかったが、折に触れて読んだ作品からはいつも大きな感動をもらっていた。そんな葉室さんに少しでも近づけたらの思いで手にした一冊。『乾山晩愁』、『墨龍賦』、『弧篷のひと』等の作品について、著者自らが登場人物やその周辺の場と歴史に関わる深い思いを語る。琳派の文人はもとより海北友松や小堀遠州など、名前を聞くのみで事蹟について殆ど知ることがなかったが、初めて目にする歴史的事象も多く、堪らなく作品を読みたくなった。作家の思索の透徹さを思う。口絵に載せられた巨匠たちの作品に息をのむ。2022/08/15

まゆっち

8
葉室さんの作品解説とそれに関連した京都の寺院や場所の案内。京都行きたくなる!乾山の本は未読なのでぜひ読みたいです。墨龍賦は読んで実際見に行ったので復習できました。2022/08/04

1dv151097262m0k

2
図書館本/葉室麟さんが京都を案内しつつ、自書の解説も懇切丁寧にしてくれて大変面白く読ませて頂いきました。 本当に惜しい時代小説家を亡くしたと改めて思いました。 2022/07/13

hakofugu

1
買★★★★☆4.02024/09/06

こけこ

1
葉室麟さんが京都を案内してくれつつ、自書の解説もあって楽しめた。「憂いも悔いもあっていい」は、気が楽になった。2022/06/30

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