出版社内容情報
人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!
内容説明
人は美しく生きねばならない。義に生きる武士たちの清廉な生き様を描いた時代小説や、人生観揺るがす骨太の歴史小説で多くの読者を魅了し続けてきた作家・葉室麟。遺された作品の数々を紐解くことで、主人公に託した思いから、創作のなかでたどり着いた珠玉の人生観までを明らかにする。小説ゆかりの京都の名所案内を兼ねた、何度でも読み返したい一冊。澤田瞳子ほか、豪華対談とコラム「現代のことば」を書籍初収録!
目次
第1章 尾形光琳・乾山『乾山晩愁』(地味でもいい 葛藤とともに素直に生きる―光り輝くものだけが、この世に存在するわけではない;『乾山晩愁』に関連する場所)
第2章 海北友松『墨龍賦』(ごく普通に生きて いつしか“何者か”になる―生き惑いつつ、生き抜いた孤高の絵師;『墨龍賦』に関連する場所)
第3章 小堀遠州『孤篷のひと』(調和を重んじ 自分なりの美意識を守る―「天下を狙う茶」より「生き延びる茶」を;遠州をとおして 生き方を考える―生きている喜びを味わい、同時に死を前提にする茶 ほか)
第4章 現代のことば
第5章 葉室麟との対話(歴史の中心から描く 対談/澤田瞳子;歴史小説の可能性を探る 対談/諸田玲子 ほか)
著者等紹介
葉室麟[ハムロリン]
1951年、北九州市小倉生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で歴史文学賞を受賞しデビュー。07年『銀漢の賦』で松本清張賞を受賞し絶賛を浴びる。12年『蜩ノ記』で直木賞を受賞。16年『鬼神の如く―黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。2017年12月、惜しまれつつ逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tamami
まゆっち
1dv151097262m0k
hakofugu
こけこ
-
- 電子書籍
- 風の中の誓い【分冊】 5巻 ハーレクイ…
-
- 電子書籍
- まんがでわかる「発明」と「発見」1000
-
- 和書
- 夜見師 角川ホラー文庫
-
- 電子書籍
- ビジネス基礎力の教科書 最新版
-
- 電子書籍
- 怪談学校(3) 本当にあったコワイ話 …