小説の小説

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041117354
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



似鳥 鶏[ニタドリ ケイ]
著・文・その他

内容説明

いつものように殺人に出くわしてしまった名探偵。華麗な活躍で事件が解決したはずだったそのとき、思わぬ“伏兵”が推理を始め―!?(「立体的な藪」)改憲案が通り、検閲が合法化された「日本」。表現の自由が脅かされる中、小説家の渦良は、あらゆる手を尽くして作品を書き続ける。(「日本最後の小説」)他、全四篇を収録。「小説」の決まりごとを逆手に取ったルール無用の超次元小説!

著者等紹介

似鳥鶏[ニタドリケイ]
1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選し、デビュー。同作から始まる「市立高校」シリーズや、「楓ヶ丘動物園」シリーズ、14年にドラマ化された「戦力外捜査官」シリーズなど、多数の人気ミステリシリーズを執筆。ユーモラスな文体を活かしたキャラクターミステリから、社会問題を扱った重厚なサスペンスまで、幅広い作風を使い分ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

211
似鳥 鶏、三作目です。著者がかなり楽しんで書いている、遊び心お腹一杯アイロニーたっぷりの実験的超次元小説短編集、オススメは『日本最後の小説』です。特別書き下ろし短篇「かみつき小説」のオマケつきでした。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322104000679/2023/01/20

やっさん

137
★★★★☆ とにかく全部バカすぎて、終始笑わされた。収録4作ともウィットに富んでて読み応えあるけど、2作目「文化が違う」が特に最高。登場人物の命名って、その印象を作家と読者で一致させるための大事な作業だよね。2023/05/28

コットン

81
タンバリンさんのおすすめ本でメタフィクション4篇。『立体的な藪』で肩透かしを喰らい、『文化が違う』で異世界英雄譚となり(言語が異なるので「爆発・連撃」が異世界では「オッパイパイ」などとナンセンス的なのが良い)、『無小説』の絶妙のパッチワーク感2026/09/23

雅

76
かなり冒険した小説。小説と呼んでいいのかってくらい好き勝手やってます。遊び心というか発送がスゴイ。2022/10/18

NADIA

74
小説の殻を破ってみました、という実験的な4作。中では単語に伴うイメージのギャップを追求した『文化が違う』が一番面白く読めたかな。性質上、笑いに寄りがちだしね。むしろ展開的には普通のファンタジー小説も名前の付け方ひとつでギャグになるんだな、と感心した。可憐なヒロインの名前は「マッスルゴリラ=ウンコナゲル」だ。この世界ではキラキラネームだそうだ(笑) 伝説の剣は「ポッキー」だし、悪の大魔王は「シンソツクン」。似鳥ワールド展開だ。最終作の『日本最後の小説』は検閲をくぐるための表現・表記の模索。背景が怖すぎる。2023/04/12

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