Ｋａｄｏｋａｗａ Ｃｏｍｉｃｓ Ａ すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 〈９〉

横田卓馬/伊瀬勝良

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 210p／高さ 19cm
• 商品コード 9784041117125
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

関東地区選手権で 遂に対峙した はじめと慧美。 この大会を機に、 M:TGをやめると 母に約束した慧美だが――…。特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「解呪」付き。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わたー]

★★★★★彼女とのラストバトル、そして想いが溢れてこぼした言葉。MTGという繋がりを失った慧美ははじめを避けるようになり…といった内容で、いよいよクライマックス間近という印象。二人の最後の戦いで勝敗を分けたカードがアレだというのもニクい演出だなと。気持ちが通じ合った後はやけにあっさりと交際をし始めたが、それが来るべき恐怖の大王への前フリのような気もして、本来微笑ましいものだろうに、どこか不穏に感じるのは私だけだろうか。

2022/01/27

[またの名]

優秀な存在でいることを努力し過ぎて周りへ配慮も重ねた生き方が結局は恋愛沙汰においてさえ、周囲の理解を得られない孤立に陥らせたヒロインの行き詰まり。他人に公開したくない趣味を通じて、対等にデュエルできる好敵手を主人公の中に見つけ「勝ちたい&愛したい」という闘争心と恋愛欲求を同時に満たせる相手だと互いに強く再確認する激戦を果たすも、親フラによりカードゲームは親非公認に。今後どのような方向に進んだとしても大人になった現代視点では喪失と呪縛が控えているらしい予定は暗示されてるので、喜びの展開にも迂闊に乗れない。

2023/05/28

[わーぷ]

はじめと彗美の戦いは「あれ、これラストバトル？」ぐらいの盛り上がりでしたが、そう言えば3マナ5/5トランプルの出番がまだでしたね。

2022/01/28

[コリエル]

あっそういう展開になるんだっていう。これまで小出しにされてきた未来の情報から予想していた展開とはけっこう違ったなあ。てっきり離ればなれで10年後に飛ぶとかかと。しかしまあ、これはこれで。

2022/01/27

[ほたる]

はじめと沢渡の最後の戦い。はじめのどストレートに動く姿がカッコ良い。圧倒的に綺麗なタイトル回収、そして世紀末青春ストーリーは新たな展開へ。さぁここからがどうなるか、はじめの今後に期待しているのと、諏訪原八雲…

2022/01/26