角川文庫<br> 正義の申し子

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

角川文庫
正義の申し子

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2025年05月01日 21時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041115169
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



染井 為人[ソメイ タメヒト]
著・文・その他

内容説明

現実では引きこもりながら正義のユーチューバー“ジョン”として活躍する青年・純。悪徳請求業者に電話をかけ、相手をおちょくったところ大好評。キャラの濃い関西弁男を懲らしめた動画は爆発的に再生数を伸ばす。味をしめたジョンは、男とリアルに会って対決し、それも配信しようと画策する。一方、請求業者の鉄平もジョンを捕まえようと動き始めた。2人が顔を合わせた時、半グレや女子高生をも巻き込む大事件に発展する!

著者等紹介

染井為人[ソメイタメヒト]
1983年千葉県生まれ。2017年、『悪い夏』で第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

201
★★★★★★★★☆☆ユーチューバーと詐欺師が奏でる染井為人の痛快ドタバタ群像劇。引きこもり青年・純の裏の顔は、「正義の申し子」を名乗る人気ユーチューバー・ジョン。過去に悪徳詐欺師として晒した鉄平との直接対決にネット民は沸くが、その裏で彼らを奮い立たせる危機が迫っていた…。マスクを被ると性格が豹変ならぬ〝虎変〟する純と暴力も厭わない鉄平。彼らがワルなのは間違いないが、それを上回る悪を登場させることで思わず肩入れさせてしまう心理誘導が上手い。虚勢を張って生きてきた鉄平が漏らしたラスト2行が、スッと心に沁みた。2023/03/28

bunmei

160
小学生のなりたい職業がYou Tuberという時代における、SNSの光の陰で蠢く闇を抉り出す作品。自らを『正義の申し子』と名乗るYou Tuberジョンこと純が、悪徳詐欺士を炙り出し、その様子をYou Tubeで生配信した事から始まる。次第に配信も過激になり、裏の世界に踏み込んだばかりに、悲惨な末路を辿ることになる。正直、騙す方も配信する方も、各々に紆余曲折はあるものの自業自得の顛末で、同情の余地はない。しかし、ラストに来て主人公への愛おしさも感じさせ、真の意味で『正義の申し子』の標題とリンクしてくる。2024/12/11

ふじさん

118
「正義の申し子」の人気のユーチューバーのジョンこと佐藤純。彼は、悪徳請求業者とのやりとりの実況中継を配信するスタイルで稼ぐ人気ユーチューバーだ。そんな彼が、架空請求業者のキャラの際立つ鉄平を懲らしめた動画が爆発的な再生数を伸ばす。ジョンは、鉄平との直接対決を画策、一方請求者の鉄平はジョンを捕まえようと動きは始める。そんな中で、ジョンの妹の蘭子と彼女の友人も巻き込んだ大騒ぎの展開になる。今までの作家の作風とは違う、落ちこぼれの登場人物のキャラが際立った、痛快な内容でサスペンス性もあり、面白かった。 2023/04/05

あっきー

106
テンポがよくとても読みやすかった。純と鉄平のキャラのたち方好対照だが、根は一緒かな。続編を期待します。2023/01/29

ケイ

104
既読だと忘れて読み始めてすぐ気付く。読メに登録し忘れていたんだな。2回目ならではの楽しさがあった。主人公とやり合う相手の過去も既にわかっている中で読み進むのも、彼らにらエールを送れることとなり、それも良いものだな。youtuber、ネット詐欺への誘導の仕方など、改めて勉強になった。最初に読んだ時は比較的軽い小説にも思えたが、再読でも飽きないしっかりとした内容。改めてこの作家さんを追いかけてみようと思った2024/09/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18304582
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品