角川ホラー文庫<br> 返校―影集小説

電子版価格
¥770
  • 電子版あり

角川ホラー文庫
返校―影集小説

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041114261
  • NDC分類 923.7
  • Cコード C0197

出版社内容情報

台北から金鸞に引っ越してきた劉芸香。転校先は時代錯誤の校則が今なお続いている翠華高校だった。ある日、立ち入り禁止の涵翠樓で自殺現場を目撃してしまったことから、芸香の運命が変わっていく――。

内容説明

劉芸香は、台北から郊外の金鸞に引っ越してきた女子高生。転校先の翠華高校は、時代錯誤の校則を守る進学校だ。ある日、旧校舎・涵翠樓に入った彼女は、生徒の自殺を目撃する。そこは30年前に方〓欣が飛び降りて以降、封鎖されており、校則を破ったとして、クラスで除け者になってしまう。ある女生徒に声をかけられ心が通じ合う中で、自分の価値を見出していく芸香だったが、女生徒の囚われている過去を知り―。戦慄の台湾ホラー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろねこ

16
映画が観たかったんだけど、近くではやってなかったので諦めてこっちでと思ったけど、映画より未来のお話なのか…。。 ホラーなんだろうけど怖さは全然ない。むしろこの当時の学校というものの怖さや異常さのがゾッとする😶2021/08/20

布由(ふゆ)

13
私の語彙ではこれは文学です2021/08/08

はいね

6
ゲームプレイ済です。ゲームは何とも胸に突き刺さるお話でした。小説は過去(ゲーム)→現在の話だったのですね。過去の話で少し分からない所もあったので助かりました!辛い時代ですね…。方先輩と張先生に少し救いがありホッとしました。2021/07/29

gu

4
映画『返校 言葉が消えた日』が気になって手に取ってみた。ノベライズ(厳密には違うけど)かつ翻訳ゆえか小説としてこなれていない読みにくさがあったが、映画版の背景と雰囲気は掴むことができた。いわゆるホラーの要素は全体の三割程度。超自然の怪異よりも怪物的な国家の機構、それに圧し潰された若者たちの悲哀が主題なのだろう。映画本編の数十年後が舞台ということで登場人物が過去の残骸、もしくはパロディめいている。2021/07/31

ドットジェピー

3
面白かったです2021/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18157036
  • ご注意事項

最近チェックした商品