出版社内容情報
神田の一膳飯屋「喜楽屋」で働いていた「はな」は、武家の結城良太の家に嫁ぐため、伊澤家に養子入りを請い、修養することになった。だが、「はな」にはやはり捨てられないものがあった──。涙の完結巻。
内容説明
武家の結城良太の嫁になるため、採薬師の伊澤家で修養していたはなは、厳しい武家のしきたりを身に付けようとしていた。だが、はなは武家で生きられないと、伊澤家を飛び出してしまったのだ。岡田弥一郎に連れられ、「喜楽屋」へ戻ったはなは、おせいや、根岸のご隠居の温かな言葉に迎えられた。だが、もはやはなの居場所はそこになかった…。良太と結ばれる夢をはなは、諦めてしまうのか―。感動の完結巻。書き下ろし長篇時代小説。書き下ろし特別短編を収録。
著者等紹介
高田在子[タカダアリコ]
神奈川県横浜市出身。家事、育児、夫の社会保険労務士事務所の手伝いに励みながら小説を書き続け、『忍桜の武士―開花請負人』(白泉社招き猫文庫)にてプロデビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蒼
33
表紙絵から想像したとおりの結末で、はぁご都合主義的物語の終わり方だったなぁと、思ってしまった。深みの無い物語でした。2022/12/16
tomtom
15
ようやく読み終えた感。主人公の事がどうしても好きになれず、全く応援出来なかったので結末が知れたことは良かった。なんであんなに周りの人に恵まれるのかも分からない。あんなあっさり家を離れる事が出来たのなら何故もっと早く決断しなかったのかも謎。2022/04/06
mame
4
これで完結。人の気持ちが分からない主人公が最後まで好きになれず。ご都合主義の朝ドラを見たような感覚(広)2022/09/10
まゆこ
4
★★★☆☆2022/07/28
ぷにこ
4
最終巻。はなは喜楽屋に帰れるのか? なんだか同じフレーズの繰り返しで、ページを稼いでるのか?と思わないでもなかった。最後に良太とハッピーエンドにならず、自分一人で一歩を踏み出してほしかった。残念。2022/01/08