チョウセンアサガオの咲く夏

柚月 裕子【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2022/04発売）

• サイズ 46判／ページ数 234p／高さ 20cm
• 商品コード 9784041112472
• NDC分類 913.6
• Cコード C0093

出版社内容情報

美しい花には毒がある
献身的に母の介護を続ける娘の楽しみとは……。

柚月裕子は短編も面白い
「佐方貞人」シリーズ、「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』『慈雨』など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、サスペンス、時代、ユーモアなど、デビュー以来の短編をまとめた、初のオムニバス短編集。「佐方貞人」シリーズスピンオフ「ヒーロー」収録。

収録作
「チョウセンアサガオの咲く夏」「泣き虫の鈴」　「サクラ・サクラ」「お薬増やしておきますね」「初孫」「原稿取り」「愛しのルナ」「泣く猫」「影にそう」「黙れおそ松」「ヒーロー」　　　　　　　　　

内容説明

「佐方貞人」シリーズ、「孤狼の血」シリーズ、『盤上の向日葵』『慈雨』など数々のベストセラー作品を世に送り出してきた著者。ミステリー、ホラー、サスペンス、時代、ユーモアなど、デビュー以降の短編をまとめた、初のオムニバス短編集。「佐方貞人」シリーズスピンオフ「ヒーロー」収録。

著者等紹介

柚月裕子［ユズキユウコ］
１９６８年岩手県出身。２００８年「臨床真理」で第７回「このミステリーがすごい！」大賞を受賞しデビュー。１３年『検事の本懐』で第１５回大藪春彦賞、１６年『孤狼の血』で第６９回日本推理作家協会賞（長編及び連作短編集部門）を受賞。１８年『盤上の向日葵』で「本屋大賞」２位（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[starbro]

柚月 裕子は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の最新作は、少しダークな初のショートショート＆短編集でした。 オススメは、『初孫』＆『黙れおそ松』＆「佐方貞人」シリーズスピンオフ『ヒーロー』です。 https://www.kadokawa.co.jp/product/322012000532/

2022/06/03

[青乃108号]

柚月裕子らしからぬ、大した事ない短編集。まるで習作の様で、読んでいて恥ずかしくなる程の不出来な作品が混じっている為に、全体の印象を悪くしている。全11話、駄目だったのは「お薬増やしておきますね」「愛しのルナ」「黙れおそ松」の3話。信じられない程つまらないし、これは世の中に出してはいけないレベルだと思いますが。

2023/07/05

[射手座の天使あきちゃん]

柚月の姐さんへ　天は二物（にぶつ）も三物（さんぶつ）も与えましたね、惜しげなく　雲中白鶴・才色兼備　広島の男臭い裏社会から、秋霜烈日ブレない検事の生き様までも、短編・長編織り交ぜて見事に描き分ける筆さばき　さて今回の短編もホラー・人情・サスペンス　息もつかせぬ面白さ、とここまで褒めるとほめ殺し　却って贔屓の引き倒し　姐さん、ホントはね私の望みはただ一つ　佐方検事の長編を是非とも書いて下さいな！

2023/01/12

[うっちー]

柚月さんの作風を全て網羅した短編集でした

2022/04/28

[まちゃ]

既出の11編を収めた短編集。さらっと読めるので休日の午後の息抜きに丁度良かったです。印象的だったのは、柚月さんにしてはブラックな「チョウセンアサガオの咲く夏」「初孫」。お馴染みの佐方貞人検事が脇役で登場する「ヒーロー」

2022/06/04