角川文庫<br> 遺跡発掘師は笑わない―三体月の呪い

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角川文庫
遺跡発掘師は笑わない―三体月の呪い

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041112328
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

今度の舞台は和歌山!死を呼ぶ三体月の謎に、巻き込まれ天才発掘師が挑む!

内容説明

発掘調査のため和歌山へ赴いた無量。現場から出土した経筒には人形の頭が入っていた。作業員の佐分利亮平はそれを見て青ざめ、無量を家に招く。彼の家に伝わる「安珍清姫」をモチーフにした「道成寺雛」を見た無量はぞっとする。女雛には頭がなかったのだ…。無量は忍や萌絵と共に雛人形の謎を解こうとするが、その矢先、亮平が不審な事故に遭う。背後には佐分利家の言い伝え「死を呼ぶ三体月の呪い」が関係していそうで…?

著者等紹介

桑原水菜[クワバラミズナ]
千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

31
天才発掘師の噂を聞きつけた地権者から依頼を受け、和歌山へ赴いた無量。意気込んで向かった発掘現場で、無量の身に立て続けに不穏なことが起こる第十四弾。聞こえるはずのない声が聞こえたり、誰かに腕を掴まれたような気がしたりする不穏な発掘現場で出土した経筒。発掘現場の同僚で元舞台俳優の佐分利亮平の実家に伝わる道成寺雛の謎。今回は動画配信に乗り気になりかけた忍や、意外な新レギュラー候補登場など楽しい要素もありましたけど、根来衆や道成寺清姫伝説、紀州藩の頼宣公に能の跡継ぎ問題を絡めた展開はなかなか読み応えがありました。2022/01/12

よっしー

23
今回は和歌山が舞台。熊野大社や加太等訪れたことのある場所が舞台ということもあり、面白かったです。読み進めるうちに出てきた紀伊藩主の徳川頼宣公。この名前をどこかで…と思っていたら、他の方の歴史物で出てきていました。そんな偶然の繋がりに嬉しくもなりました。伝統芸能と歴史が絡むとまた奥深い物がありますね。気になるのが無量の鬼の手。夢の中での意味深な言葉が今後どう影響していくのか…楽しみでもあり、怖くもある複雑な心境です。2023/05/06

うめきち

23
やっぱり面白かった〜。もう満足できるシリーズ。萌絵のオタクぶりも忍のこだわりもいいなぁと。無量の右手はどうなるのか、次巻に期待。2022/09/06

Y.yamabuki

20
舞台は熊野。地元の能楽一家の家元争いと思いきや、その裏には…。ラストは良い終わり方ですっきり。熊野古道の王子、紀州家や根来寺など良く知らなかったことが出て来て興味深かった。文献でも発掘でも新しい発見があり歴史が塗り替えられると思うとわくわくするけれど、無量と忍の「過去の人間の尊厳と歴史的意義」についての会話には考えさせられた。2022/01/10

きょん

18
熊野が舞台で、密教系に地元能と雰囲気いっぱい。夢のお告げで差し出した右手はどうなるのか心配なような楽しみなような。2021/12/25

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