かぞえきれない星の、その次の星

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かぞえきれない星の、その次の星

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  • サイズ 46判/ページ数 347p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041111741
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

さみしさは消えない。でも、希望は、ある

かぞえきれないものを、ときどき見たほうがいい。
ぼくたちは皆、また間違えてしまうかもしれないから――


感染症がひろがり休校になってしまった春、子どもたちのためにこいのぼりが企んだのは……。 「こいのぼりのナイショの仕事」「こいのぼりのサイショの仕事」
大切で大好きな相手であればあるほどいまは会えない。父と娘は、画面越しで会話する。 「天の川の両岸」
ミックスルーツのリナはお母さんと二人暮らし。「日本人らしい」っていったい何だろう――。 「コスモス」


「星のかけらには、さみしさが埋まってる」
夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語

「誰かに会いたいと思ってるとき、ほんとうはもう会えてるのかもしれないな」


収録作品:こいのぼりのナイショの仕事/ともしび/天の川の両岸/送り火のあとで/コスモス/原っぱに汽車が停まる夜/かえる神社の年越し/花一輪/ウメさんの初恋/こいのぼりのサイショの仕事/かぞえきれない星の、その次の星
雑誌「小説 野性時代」掲載作に書き下ろしを加えた、全11篇


内容説明

夜空にちりばめた、11の小さな星たちの物語。

著者等紹介

重松清[シゲマツキヨシ]
1963年、岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞、14年『ゼツメツ少年』で毎日出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

302
重松 清は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作は、作家デビュー30周年、純粋な新作の短編集でした。内容は、多少児童向きなのに野生時代に連載していたのは何故でしょうか? オススメは、『コスモス』&『花一輪』&表題作『かぞえきれない星の、その次の星』です。 https://www.kadokawa.co.jp/topics/64102021/10/05

いつでも母さん

184
久しぶりの重松作品。どれも重松さんの世界だった。優しくて・・ただ優しいだけじゃなくて、切なかったり考えさせられたり、やっぱりそこはかとなく哀しく優しい11の物語。キリリと刺さる思いもある。自分はどっちだ?省みるにつけ心当たりもある。人生の折り返しをとうに過ぎ、幸せな思い出も消えることない悲しみも、みんなみんな抱えて生きて行く。『会いたいと思えばーその人の顔を思い浮かべれば、もう、会えているー。』ほら、会いたい人がどんどん増えて・・会いたいよ。2021/10/13

machi☺︎︎゛

158
うーん、何だろ。決して明るいテーマだけではない短編集なんだけど、読み終わったら気分がスッキリして前向きになれる本だった。コロナや天災や恵まれない家庭環境、様々な苦難の中にいる人々、だけど「生き物はみんな、与えられた条件で生きていくしかないんだから」。11話の短編集で全部、重松清さんだなーと強く感じながら気持ちよく読了。分かりやすく噛み砕いて子供にも聞かせてあげたいような話だった。2022/03/09

hiace9000

142
数多くの重松作品の根底にあったもの…。そうか、それ、「さみしさ」だったのか…。明るくって元気なさみしさ、さみしさがつくる明るさや元気。さみしくって明るい人や元気でさみしい人、そんな巷にいるフツーの人を静かに見つめ、その心をそっと掬い上げ綴ってきた重松さん。世にコロナ禍の閉塞感が満ち満ちていたあの年を月連載の別作品でつなぎ、どこか懐かしさとともに涙腺に作用するこの味わい。深みを増す円熟味は作家としての人間味そのもの。寓話的作品「花一輪」も異色ながら良かった。"その次の星"、また明日私も見つけられるだろうか。2023/05/26

とん大西

138
とめどなく涙が溢れて…ではない。でも、そこはかとない温もりや眠っている切なさに終始涙腺は湿っている。時に幻想的な叙情詩は今の私であり昔の私であり。或いは、今の彼らであり、これからの彼らであり。その穏やかな世界観に心をひたすように11の物語を慈しむ。ん、良き書ですね。2022/01/02

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