角川文庫<br> ブレイブ・ストーリー〈中〉 (改版)

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角川文庫
ブレイブ・ストーリー〈中〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041111710
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

失われた日常を取り戻すため、ワタルは異世界へ旅立った。目指すは、どんな願いでも叶えてくれるという女神のいる「運命の塔」。愛すべき仲間たちと心をひとつに、ワタルは数々の困難に立ち向かう。

内容説明

幸せな日常を取り戻すため、魔法が支配する幻界へ旅立ったワタルは、はじまりの町ガサラにたどり着く。道中で仲間になった水人族のキ・キーマとともに運命の塔を目指す旅の準備を整えていたところ、殺人事件が発生。ワタルは犯人として拘束されてしまった。洞窟に潜む骸骨、地底湖の巨大モンスター…。数々の試練を乗り越え、一行は運命の塔にたどり着くことができるのか?新たな仲間も登場し、物語は一気に加速する!

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門、『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でBatchelder Awardを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

神太郎

29
幻界でたくさんの出会いをするワタル。一歩ずつながら成長していってる気がする。中巻の後半ではもうなかなか立派なことを話せるようになってきたなぁと思う。気になるのは同じ幻界にいながらにしてミツルとワタルは同じ世界を見ているのか、どうなのか。幻界は旅人により色々変わると言っていたが、同じように見えるときもあれば、人々の接し方もワタルとミツルでは微妙に違うのか。現実でも人柄や相性で人の見え方、感じ方って変わるけどそのニュアンスと同じでいいのかな?2023/12/01

カスロック

23
中編。本格ファンタジーに突入。ファンタジーのお手本のような旅をして仲間が増えて中ボス倒して玉が貰えて剣が貰えてのストーリー。世界観も段々カルトに支配された貧富差別のディストピア的で主人公が生贄=救世主になるのか?みたいな結構現実社会(現代日本!)を反映している話で熱い!エピソードもビックリ(引っ張り)展開もあってこれもRPG的。ただちょいちょいロマンシングサガが出て来たりあと主人公が11歳のガキで飲んだり恋したり戦ったり大人の世界に口出したりが全然乗れず。もうちょっと何とかならんかったのか★★☆☆☆2025/10/29

ネロ

16
「僕は運命を変えたかった。以前の生活を取り戻したかった。だけど、たとえ運命を変えても、僕は変わらないってことに気がついた。僕が変わらなかったら、どれほど運命だけをいじっても、悲しみも憎しみも失くならない。」「僕は最初、何もなかったことにできれば、それで済むと思っていた。また幸せになれるって。でも違うんだ。それだけじゃ、また別の悲しみや苦しみが訪れたときに、前と同じことになっちゃうだけなんだ。出来事は消せても、僕の心は消せないんだから」2026/10/01

虚と紅羽

12
まとめた感想は下巻で。 リリス辺りからようやく読む苦痛が減った。やっぱりファンタジーじゃないとダメだな。 旅人が呼ばれる理由って……と思ったら案の定。小学五年生だっけ?まだまだ子どもに分類出来る歳の子がここまで考えさせられるとは、願いへの代償とも言える試練も中々厳しいものだね。 じゃあ逆に完璧な善人、他者に全く興味がない故に好きも嫌いも悪も善もないような者が旅人として幻界を訪れたらどうなるのか?そもそもこういう奴は運命を変えたいが為に、みたいな気持ちもないか。 あと一巻でどう収めるのか。2024/07/10

かが

10
ワタルの心が反映された幻界。 キ・キーマやニーナら仲間たちと進む冒険は、様々な町や国に訪れながら、各地の問題と幻界という世界すべてを包む問題に巻き込まれながら、しかし実の所は幻界はワタルの心によって造られた世界という事実が、現世との関係を読者に忘れさせてくれない。 ティアズヘブンと嘆きの沼での展開は、正直驚かされた。 上巻では幻界があまり描かれず、数百ページにもわたる現世の物語が、すこし冗長に感じてしまったのだが、ここまで読み進めてくると、それらが非常に効いてくるのだから、読み進める手を止められない。2026/10/08

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