内容説明
薄紅色に覆われた隅田堤。箱屋の新吉は、茶店の脇から、甘酒を売る芸者のお葉を見守っていた。そこへ、元同僚の平岡が現れ、藩に帰参しないかと誘われる。元の名を捨てた新吉の思いとは…。一方、新吉が梅若丸供養の日に木母寺を訪れると、下働きのおさんを見かける。何か訳ありのようで事情を探ると、女衒に売った娘が強盗に殺されてしまい、会えずじまいという。その話に納得のいかない新吉は、真相を探っていくと意外な結末が!?
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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