内容説明
神奈川県警刑事部根岸分室の警視・上杉輝久の許に、警察庁理事官の織田信和が突如訪ねてきた。警察庁の同期で公安部に所属する北条直人が任務中にフランスで行方不明になったというのだ。警備局長の意向を汲んだ織田は、上杉に共に彼を探してほしいという。2人は、互いの友人のため、危険な捜査に乗り出すのだが…。僅かな手がかりを追って海外へ飛ぶ2人を待ち受けるものとは。「ゴールド」の事件の全貌が明かされる!
著者等紹介
鳴神響一[ナルカミキョウイチ]
1962年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。2014年に『私が愛したサムライの娘』で、北方謙三氏、今野敏氏、角川春樹氏の全選考委員満場一致により第6回角川春樹小説賞を受賞しデビューする。同作で15年に第3回野村胡堂文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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