角川文庫<br> 向島・箱屋の新吉―謎の客

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角川文庫
向島・箱屋の新吉―謎の客

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  • サイズ 文庫判/ページ数 298p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041108970
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

新吉が芸者のお葉とともに訪れた三囲神社で出会ったのは、薪炭屋の主人。お葉のお座敷にも上がったが、どうやら正体は別のようで……向島を舞台に繰り広げられる、芸者たちの諍いに、訳アリ箱屋が挑む!

内容説明

夜の冷気が身にこたえる季節。向島の人気芸者・お葉の身の回りの世話などをしている箱屋の新吉は、三囲神社で薪炭問屋を営んでいるという男に声をかけられる。金回りはいいようで、男はお葉を座敷に呼ぶが、何か裏がありそうで―。一方、牢脱けした男の行方を追って、同心の扇太郎は聞き込みをしに向島を訪れる。新吉にも人相書きを見せ、協力を仰ぐ。調べていくうちに、大店の主人や人気絵師のかかわりが明らかになる!?

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京都生まれ。「原島弁護士の処置」でオール讀物推理小説新人賞、『絆』で日本推理作家協会賞、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。社会派推理小説や時代小説で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。