角川文庫<br> 新訳 ナルニア国物語〈7〉最後の戦い―新訳

個数:
電子版価格
¥1,056
  • 電子版あり

角川文庫
新訳 ナルニア国物語〈7〉最後の戦い―新訳

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月07日 07時52分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 240p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041108598
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ついに完結。カーネギー賞受賞作!

【全世界1億2千万部! カーネギー賞受賞シリーズ最終巻】
児童文学の金字塔!新訳
装画:pako

●あらすじ
偽アスランの命令により、ナルニアはカロールメン国に支配された。もの言う木々は切り倒され、しゃべる馬たちは奴隷のように働かされる。ナルニア最後の王ティリアンは怒り立ち上がるが、逆に囚われの身に。ジルとユースタスが助けにくるものの、邪悪な神タシュまで現れて、もはや絶体絶命の危機に。ピーターやルーシーら、かつての主人公らも登場し、衝撃のラストへ! ついに完結。カーネギー賞受賞作! 詳細な解説付!

●新訳のここがポイント
翻訳にあたって、原作の英語の格調高さをくずさぬよう、配慮されて訳されています。「英米の子どもたちが原文を読んで味わうとおりの「楽しさ」――知らない世界に出会うときのわくわく感や(略)好奇心もふくめて――を大切にしました」「とくに原文の解釈には最新の注意をはらいました」(角川つばさ文庫版あとがきより)

・1巻第十三章で、魔女が「深遠なる魔法のことを忘れたのか?」と問われ、先行訳ではアスランが「忘れてしまったようだな」や「どうかな、忘れてしまったかもしれない」と答えていたが、アスランがそんな大事なことを忘れるはずがないので、原文の「Let us say(と仮定しよう)」を活かし、「忘れていたということにしよう」に。
・1巻第十六章のアスランの台詞は「しっかりやれよ、みんな。♪二階も一階も♪奥方様の部屋も♪だ!」とした。これはGoosey Goosey Ganderというナーサリー・ライムの一節なのでアスランが上機嫌になって歌っている、とわかるように。(先行訳ではただ命令しているだけになっている)

等々

内容説明

偽アスランの命令により、ナルニアはカロールメン国に支配された。もの言う木々は切り倒され、しゃべる馬たちは奴隷のように働かされる。ナルニア最後の王ティリアンは怒り立ち上がるが、逆に囚われの身に。ジルとユースタスが助けにくるものの、邪悪な神タシュまで現れて、もはや絶体絶命の危機に。ピーターやルーシーら、かつての主人公らも登場し、衝撃のラストへ!ついに完結。カーネギー賞受賞作!詳細な解説付!

著者等紹介

ルイス,C.S.[ルイス,C.S.] [Lewis,Clive Staples]
1898‐1963。英国作家。「ナルニア国物語」シリーズの著者。ケンブリッジ大学で中世・ルネサンス文学を講じた教授でもあり、『愛とアレゴリー』(1936年)などの評論やキリスト教に関する著作も多い。悪魔論『悪魔の手紙』(1942年)は世界的ベストセラーとなった。代表作「ナルニア国物語」シリーズ最終巻『最後の戦い』(1956年)は、優れた児童文学に贈られるカーネギー賞を受賞した

河合祥一郎[カワイショウイチロウ]
1960年生まれ。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。現在、東京大学教授。著書に第23回サントリー学芸賞受賞の『ハムレットは太っていた!』(白水社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

98
すごいですね。ラストの天国についての表現が素晴らしかったです。私もこの世よりさらに偉大でさらにすぐれた世界があるとヘブル人への手紙に書いてあることを信じますが、その世界をこのように表現していることが素晴らしかったです。最後の巻については他の訳でも読んでみたいです。2023/10/31

Francis

20
ダンテ「神曲」を読了した次の日にC・S・ルイス「ナルニア国物語」も読了してしまうとは。このナルニア国物語はファンタジー形式だけど、読んでいるうちにこれはキリスト教の寓話じゃないの?と思って解説を読んだら、やはりそうなのでした。訳者の河合祥一郎さんの解説に詳しく書いてありました。ただ、途中から話がこんぐらがってしまい、理解できない部分があったので、もう一度読み直した方が良さそう。ルイスも何度も読んでもらうためにそのように書いたらしい。このナルニア国物語も面白いので多くの人に読んで欲しいですね。2024/06/19

Chikara Tonaki

10
シリーズを通して読み終えた事の達成感は感じられました。最終話はまさにキリスト教が全面に押し出されてましたね。時間を置いて読み直したくなるかな?今のところはわかりません。2023/08/07

ryuetto

6
前巻では、世界の始まりを見たんだけど、今度は、世界の終わりを見せてきた。世界の作られていく様子も面白かったが、それがどんどん消えていく描写もなかなかすごかったと思う。 神の偽物を名乗るものが現れるなど、キリスト教世界ではありがちな話だったのかもしれないし、その時、世界は滅びを迎える。というのが、なんか宗教っぽい。 最後に明かされたアスランの正体も含めて、この物語は、聖書を子供向けのファンタジーとして翻案したものなのかもしれないなあ。と、なんとなく思った。2023/10/21

ころりん

2
ナルニア、最終巻。 カルト、騙しの手口、人間の罪の姿も、見かけ(信仰も含めた)とは違う「ほんもの」のことも、現代的なテーマがギュギュギュッと詰まっていた 改めて、ルイスの慧眼に驚嘆した思いの読書。 もちろん、ルイスは「教訓」を言いたいわけじゃなく、本書も「寓話」ではない。 昔から今まで、そしてこれからも、ナルニアだろうとこの世界だろうとキリスト教世界・教会だろうと大いにありうる欺瞞の世界を、冒険の舞台として描いてくれるのだ。 そう思うと、タイトル「最後の戦い」Last Battleって、すごく意味が深い。2024/02/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21364128
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品