FOK46―突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041107300
  • NDC分類 763.55
  • Cコード C0095

出版社内容情報

四十にして惑わずとは言わずもがな孔子の言葉である。間違っている。40歳にしてわかったことは40代は大いに悩むという事実である(本文より)。一進一退の四十の手習いが胸を打つ!笑いと感動の私小説的エッセイ

内容説明

生まれてこのかた楽器などさっぱり弾けなかった男が、ギター弾き語りの練習を始め、ついには単独ライブに挑戦。笑えて泣ける、私小説的エッセイ!

目次

永遠も半ばを過ぎて
『トリロジー』
246の橋の下
天国への階段
ゴダンA6Ultra
まずコードCと、そして新宿渋谷から
ギルドD‐25
腕時計とアコースティックギター
ギブソンB‐25
よろこびとカラスミ〔ほか〕

著者等紹介

大槻ケンヂ[オオツキケンジ]
1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後パンクチーム「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽にとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

17
あのオーケンが、40代で突如ギターの弾き語りを始めたいきさつとそれにまつわる諸々のことを語ったエッセイ。最近のオ―ケンらしい肩の力の抜けた感じと、それでもしみじみ伝わってくる人生への諦めと優しい眼差し、みたいなものが交ざっていて、読んでいてとても心地良い。同じように歳を重ねてきたんだな、と個人的に会ったこともない著者に関してずうずうしくも思ってしまうけど、こればかりは同年代を生きている著者の文章を追いかけているものだけに与えられた特権だ。良いエッセイです。2014/05/07

ふぇるけん

16
40代半ばにして初めてギターの弾き語りを始めたFOK46こと大槻ケンヂのエッセイ。ギターの腕はわからないが、やはりエンターテイナーだなぁと改めて感心。木村カエラの感動の後に『死んでいく牛はモー』へ無理やりつなげるくだりは大爆笑してしまった。読んだあと思わずギターを手に取ってしまいました。2015/05/19

乙郎さん

11
高校時代から愛読していた大槻ケンヂが新著を出していたので読んだ。文体は変わっていないが、流石に50近いからなのか、どことなくセンチメンタリズムが前に出ている。確かに20代の頃からセンチメンタルな文章はあったが、それとはまた別種の、人生の趣ともいうべきものが。20代と言えばかつて出した『のほほん日記』に通じるような、知人の死に関する記述も多く、それがまた20代の「死」とは違った響きを持っていて胸を締め付けられる。年を重ねるごとに変容した生活を彩るアコギと弾き語りという生活スタイル。2015/01/11

ワンタン

10
久々に読む大槻ケンヂ。「のほほん日記」をはじめ、一時は随分エッセイを愛読していた。齢40代半ばを過ぎ、友人や肉親の死など重たい話題が多いが、初期の頃から思春期なりの重さを取り上げていたので、変わったなという感じは余りしない。友人知人との交流をしみじみ書かせると、この人は上手い。そしてそこからバカバカしい笑いに持っていくのも。2017/10/02

たんたん麺

9
いや〜いいな〜!2014/04/16

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