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出版社内容情報
相次ぐJR北海道の事故・不祥事を招いたものは何か? 背景にあるいわゆる「JR三島会社」の経営難や、国鉄民営化の際の見通しの甘さを踏まえ、その構造的問題を指摘する。
内容説明
この事態は国鉄民営化の時に予知されていた!!連続事故・不祥事が起きた構造的理由を気鋭の鉄道ジャーナリストが詳解!
目次
第1章 明るみに出たJR北海道の不祥事(問題の発端―石勝線で発生した列車脱線・火災事故;続発する特急形ディーゼルカーの不具合;函館線での貨物列車の脱線事故とずさんな軌道整備作業)
第2章 JR北海道をめぐる問題点(千歳線以外はすべて赤字路線;国鉄時代に廃止が決まっていた路線を除けば、整理できたのは深名線だけ;運賃・料金は安すぎる;運賃・料金値上げの壁;JR北海道黒字化のからくり;減免される固定資産税、都市計画税、軽油引取税;押し付けられた北海道新幹線)
第3章 JR北海道が生き残るために(金があればすべて解決するのか;JR北海道の問題、労働組合はこう考える;具体的な生き残り策)
第4章 識者の意見(堀内重人氏の意見;石井幸孝氏へのインタビュー)
著者等紹介
梅原淳[ウメハラジュン]
鉄道ジャーナリスト。東京生まれ。大学卒業後、三井銀行(現在の三井住友銀行)に入行。その後、雑誌編集の道に転じ、交友社月刊「鉄道ファン」編集部、文化放送ブレーン月刊「ナース専科」編集部などを経て、鉄道ジャーナリストとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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金吾
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東隆斎洒落
epitaph3
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