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出版社内容情報
「さとり世代」という言葉が流行語となっている。消費をしない、上昇志向がない、恋愛に淡白、などの特徴を持つ現代の若者たちは、現実を受け入れ「悟っている」のだという。30時間超の徹底討論でその実態に迫る
内容説明
ムダな消費もムダな努力も拒否する若者たち。若者の若者によるおじさんのための若者論。
目次
第1章 さとり世代の誕生(「さとり世代」は不景気でさとらざるをえなかった世代?;引き算発想で満足度を高めている ほか)
第2章 さとり世代のちょこちょこ消費(小さい消費がちょこちょこと;経験消費というより思い出消費 ほか)
第3章 さとり世代は恋より友達を選ぶ(恋仲になるよりもユルいつながりのままで;むしろなんでそんなに彼女が欲しいんですか? ほか)
第4章 さとり世代と日本の未来(責任の伴う仕事はしたくない;専業主婦になりたい ほか)
番外編 バブル世代vsさとり世代(なんでそんなに車が欲しかったんですか?;なんでそんなにスキーに行ってたんですか? ほか)
著者等紹介
原田曜平[ハラダヨウヘイ]
1977年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、(株)博報堂入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、現在、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。多摩大学非常勤講師。2003年JAAA広告賞・新人部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 3件/全3件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
110
バブル世代とのやりとりが何か面白かった。しかし隔世の感があるなぁ~そんなに違うのはやはりネットの普及とかが影響してるのかな?このさとり世代の人たちを今後もウォッチして彼らの思考がどう変わっていくのかが興味ある。私もさとり世代の初代の方になるかと思うが、学生の方に近い考え方に気づいた。2013/10/20
ふろんた2.0
25
当然ながらみんながそうではないのだけど、考え方や消費性向は確かにと思える。SNSを利用しているからこそ、昔とは目立つタイプが異なる。最後にバブル世代とさとり世代の対談があったけど、バブル世代はさとり世代の考え方が全く理解できないだろうな。2014/11/04
A.T
18
結局、ここで意見を述べてるのは学生さんたちであり、まだ就職も結婚も将来の仮定の話。そりゃ、適当だしワガママだし生意気だわな。おばさんとしては、その後の彼らの意見が知りたい。就職も結婚も離婚もした後の。2018/01/08
なお
18
図書館本。さとり世代とバブル世代の対談が面白い。でも、都会的に偏っていて皆がそうした世代とは限らないのでは?と思った。2017/04/10
オザマチ
16
該当する世代なので、内容自体に驚くことは無かったが、自分たちの世代を分析する上で参考になった。2017/01/18