軍医が見た戦艦大和―一期一会の奇跡

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軍医が見た戦艦大和―一期一会の奇跡

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041105405
  • NDC分類 916
  • Cコード C0021

出版社内容情報

当時、世界最大の戦艦の医務室。3000名を超す乗組員の健康管理、空母三隻を失ったマリアナ沖海戦、姉妹艦・武蔵が沈没したレイテ沖海戦など、軍医という特殊な立場から見た戦争の姿を伝える。

内容説明

3000名を超す乗組員の健康管理、空母三隻を失ったマリアナ沖海戦、姉妹艦「武蔵」が沈没したレイテ沖海戦での体験など…軍医だけが知る大和の記憶!

目次

第1章 世界最大の戦艦「大和」乗組軍医に(医学部学生時代;大学から海軍へ ほか)
第2章 激戦を乗り越えた幸運(戦場で「大和」とともに;リンガ泊地での猛訓練 ほか)
第3章 「大和」乗組から海軍兵学校教官へ(「大和」のその後;ドック入りした「大和」 ほか)
第4章 対談 祖父江逸郎×戸高一成(戦時体制下の軍医;激闘下の巨艦「大和」での医療 ほか)
第5章 海軍から大学へ(アメリカ留学へ;恐懼感激の一期一会)

著者等紹介

祖父江逸郎[ソブエイツロウ]
1921年、名古屋市生まれ。43年、名古屋帝国大学医学部卒業。海軍軍医学校での訓練を経て、軍医中尉となり「大和」に着任。乗組軍医としてマリアナ沖海戦、レイテ沖海戦に従軍した。45年1月に海軍兵学校に異動となり、広島県江田島の海軍兵学校大原分校に転勤。8月6日の原爆投下後には現地調査を行った。戦後、名古屋大学教授、国立療養所中部病院(現国立長寿医療研究センター)長、愛知医科大学学長などを経て、名古屋大学・愛知医科大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こまったまこ

8
大学出立ての若き軍医が体験した昭和18年から21年辺りまでの戦争と医療についてのお話。著者が平成25年に92歳で上梓したもので現在の日本と比較した考察もある。戦艦大和内での平時の治療体制と戦闘時の治療方法がかなり興味深い。過度のストレスと疲労などから虫垂炎患者が多く艦内で手術をした。医療設備がかなり充実していた。自分達の撃った砲の金属片での負傷者が多かった。等々。南洋諸島での伝染病患者は良い症例として現在の治療に生かそうとしたり原爆投下後の広島市の調査でもあくまでも科学者としての目で冷静に見聞している。2015/07/16

河合晋輔

4
医学生から軍医になり戦艦大和に乗り込み、後に兵学校勤務中に原爆投下直後の広島市内を調査。戦後は残務処理に携わり復員船の船医、また復員者の検疫。1人の医者の戦争体験記であるが暗さや説教臭さはなく、達観と軽さがある文体で読みやすい。2015/01/31

wearnotequal

4
大和での医療は興味深い。中では大きい揺れは感じない、傾くと注水するので傾きを感じない、自分で撃った弾の破片があたる貫通銃創が多いこと、防毒マスク着用、30分おきの波状攻撃でのどカラカラなど。貴重な記録。2014/04/23

Glitter

3
いい文章というのは わかりやすく、著者にしかかけないもの。 この本は両方の条件を満たしている。 今だから出せるものだし 軍医として大和に乗組んだ著者の経験は貴重だ。 学生時代から終戦まで 著者が見た光景が綴られている。 歴史の資料としても重要な一冊。 2019/05/27

鷹羽かずみ

2
タイトルは『軍医が見た戦艦大和』となってますが、どちらかというと『軍医が見た太平洋戦争』の方が内容に近い気がしました。著者の海軍時代~戦後処理あたりまでの話が半分、大和ミュージアム館長との対談が半分で、大和勤務の話もありますが全体としては著者の海軍時代~戦後しばらくまでの半生記となっています。 『軍医が見た戦艦大和』として、大和勤務の話が大半と思って読むとそれほど多くないのであれ?となりますが、『軍医が見た太平洋戦争』としてならいろいろな体験の話が書かれていて興味深いです。2014/01/24

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