出版社内容情報
トモダチはいますか、おひとりさまですが何か、どん底から成り上がれ……等々、自由と孤独を背負いながら必死で働く現代女性の心に刺さりまくる、理恵子ママからの愛のエール交換！
内容説明
仕事に、人間関係に、肩肘はってムリしてませんか？そんなときは我慢しないで、自分をちょっと逃がしてあげたらいい―自由と孤独を引き受けながら今日も頑張る貴女におくる“バックレ”のススメ。６９人のセキララ人生てんこ盛り―身にしみわたるおんなの人生指南本。
目次
第１章 恋愛戦線異状アリ。アナタが遭遇した「こりゃ、ないわ～」な体験
第２章 おひとり様ですが、何か？
第３章 たまにはいいことあるらしい。“この仕事をやっててよかった！”と思って瞬間
第４章 トモダチはいますか？
第５章 成りあがれ！私はこうしてどん底から這い上がりました。
著者等紹介
西原理恵子［サイバラリエコ］
１９６４年高知県生まれ。高校中退後、大検を経て武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。９６年カメラマンの故・鴨志田穣氏と結婚し、一男一女をもうける。９７年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞、２００４年『毎日かあさんカニ母編』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、０５年『毎日かあさん』『上京ものがたり』で手塚治虫文化賞短編賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
79
まさにここは傷だらけの女たちの集まるところ、流れてくるは鎮魂歌。お互いの傷を見せあい、晒しあい、癒しあい、同類を哀れみ、愚痴を吐き捨てていく場所。ここを見つけたから。ああ、あんたも私も大変だったね、でも大丈夫、また立ち上がれるよ、だってね、私もそうだったから、そんなに自分をせめなさんな、なぁに肩落としてんのよ女だろ？そのがっしりした骨盤に二の腕は見せかけじゃないんだろ。そこへ絶妙なタイミングに西原ママ登場、さぁさぁそんなことより、もう一杯、それ飲んだらまた明日から元気出してしっかり地面に足つけて歩いてこ。2013/09/25
ゼロ
69
スナックさいばらに多くの女性が人生の相談に来ました。テーマとしては、恋愛での失敗談、おひとり様であること、仕事でよかった瞬間、友達はいますか？、私の成り上がりの5つです。年齢を問わず相談が来ており、西原理恵子の返答がバッサバッサと切りまくっており、痛快です。特に友達の話では、遠くにいても友達は友達である。また学生時代の友達と合わないのは、ステージが変化したからなど過去に縛られない考え方は素敵でした。理恵子ママの看板もよくて、どんな話も笑い話にできるくらい失敗して、のし上がっていけたらなと思いました。2017/06/09
ann
56
今回も西原ママのスカッとする回答に、つかの間でも、煤けた気持ちが少しだけ楽になった。「大人になってからの友達は人生の ごほうび」 「おひとり様と山男」「それは主食か、デザートか」 、、、ツボすぎて笑えない箇所もいくつか( ˙◊˙ ) 関係ないけど、今日接客以外で喋ってない、、、2017/08/25
ねこまんま
31
面白かった。特に「トモダチはいますか？」の章が！私も２０年ほどひっくるめて「なんやかんやあってん！」ってよく言うから。話し出すと長くなるし内容も相手を選ばなあかんので面倒なのもあるけどね。おひとりさまももう平気だけど、また友達と話したいなあと思う。2016/12/26
なるときんとき
28
おもしろかった。西原さんの経験から得た知恵、その言葉には重みがあるなあ。「若い頃に選択肢があれば、それはどっちを選んでも失敗」というのに納得。選択を成功に変えるのは選択後の自分の行動とか努力だよなあ。自分が変わらないと選択肢自体も変わらないし。友達は、わたしもいないかもwああでも引きこもってないで出掛けるのも大事ね。働いてお金を稼げるというのは大事だな。2016/04/07
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