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夢の時間

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  • サイズ B6判/ページ数 228p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041103647
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

死して1年、作家・森田芳光初の著作集刊行!

デビュー以来、第一線の映画監督であり続けた森田芳光。だが彼が味わい深いエッセイや小説の書き手であったことを知る人は少ない。生い立ち、女、酒、そして盟友・松田優作への思い――。死して1年、初の書籍化。

内容説明

僕は不運のあとの光明をゆっくりと探しているんだ―。突然の死から1年、初の書籍化。『家族ゲーム』『失楽園』など数々の話題作で知られる映画監督・森田芳光の、知られざるエッセイ・小説を発掘。生い立ち、女、酒、街、そして盟友・松田優作への思い―。映像の語り部が文章で表現した人生の機微。

目次

第1章 うまく行ったときこそ恐ろしく、しくじっているときこそ奇妙な光明がある。(流れる「都市」のように;心のかたち―『失楽園』 ほか)
第2章 子供の頃、夏休みの宿題を七月中に終わらせないと、遊びに行けなかった。(マケない煙草;煙草のパッケージ ほか)
第3章 ドラマが自分に起ころうとしている。そんな時、今日の約束が心に響く。(一方通行の約束;約束とは心にとめておくものである ほか)
第4章 ここは、イメージの治外法権区域だ。(あるバーの出来事;ある都市生活者の欠点 ほか)
第5章 そう、東京駅から一時間が勝負だ。(渋谷;山手線一周旅 ほか)

著者等紹介

森田芳光[モリタヨシミツ]
映画監督、脚本家。1950年、東京都渋谷に生まれ育つ。日本大学芸術学部放送学科卒。81年、「の・ようなもの」で長編監督デビュー。83年、「家族ゲーム」で数多くの映画賞を受賞し一躍注目を浴びる。2011年12月20日、急性肝不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

谷越カニ

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面白かったかと言われると微妙だけど、読み進むのは速かった。なにせ、中盤から小話集になるんだもの…。もっと森田芳光の個人的なところを知りたかった。映画製作中のエピソードや考え、好きな映画について無邪気に書いた文章を。幼少期の話や面白いお婆ちゃんの話は面白かったけど。松田優作と想像以上に深いつながりがあることを知ることができたのが収穫だったです。2015/06/21

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