内容説明
男女がテーブルを囲むとき、思いもよらぬできごとが…?共感度抜群!やみつきになる絶品ラブ&イートエッセイ。
目次
ラーメン女子の実態
日本酒よもやま
危険な夏の恋がしたい
手料理でポイントを稼げ!
カテゴライズできない男子
美味しいクリスマスのために
女子力よりも童女力
自由であたたかな海
フランス映画に学ぶ
男の色気とは(初心者編)〔ほか〕
著者等紹介
島本理生[シマモトリオ]
1983年東京生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年高校在学中に『リトル・バイ・リトル』が芥川賞候補となる。同年野間文芸新人賞を史上最年少で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さおり
87
図書館本。あとがきで島本さんご自身も書かれてたけど、小説の時と全然違う!読みながら何度も、あれ?島本理生さんだよなぁ・・・と表紙を確認するくらい。小説も好きですが、エッセイのゆるい感じも好みでした。「薄い顔」と書かれてたので、同じく薄い私としては画像検索せずにいられなかったのですが(ついでに旦那さまのお顔も)、私以上の薄さで好感持てました(笑)。2016/05/26
有
71
恋愛とは、一緒に美味しくご飯を食べられる関係だそう。確かに恋愛小説の食の描写はどれも魅力的。島本さん、再婚おめでとうございますなエッセイ。センセイの鞄のエピソードは笑った。あの世界観は誰でも憧れる!柴君、島本さんが助言してるのに、でもでも言って自分を曲げない。そこが難点であり面白くもある。そして自由であたたかな海の女性とKは、小説での島本さんを感じた。あなたがいるから生きていける。孤高の愛。言葉や形に捕らわれず、二人だけが感じられる心の繋がり。形だけで心は満たされないのだから、それも立派な愛と言えよう。2013/07/06
フユコ
65
孤独が苦手なのに、1人ラーメンや一人旅を出来るのは何でだろう。外で1人ごはんがなんだか居心地悪い自分としてはコツを知りたい。ラーメン食べたくなりました!あとカバーの絵が可愛くて好き。2016/07/18
しょこら★
53
エッセイだったのね。可愛らしい、美味しそうな装丁に惹かれて。ふむふむ。恋愛経験の少ないーというか、全くない私だけど、くふふっ分かるっと、美味しい食べ物と、フクザツな乙女心にほんわか。ラーメンはね、いいですよ。ほんとに男はラーメンすき。付き合いはじめはお洒落なパスタだのきらびやかなスイーツだの言ってた旦那も、ラーメン許すともうラーメン。ひたすらラーメン(笑)小説の食べ物の美味しそうなことね。じゅるり。2015/01/24
みっこ
48
面白い!食べ物×恋愛エッセイで、まさに私好み。島本さんはあんなに繊細で美しい小説を書くのに、いい意味でエッセイとのギャップがすごい。でもそこが好き(笑)以前小説に出てきたキムチ鍋を、真似して作ったことを思い出しました。あれは美味しかった。一番笑ったのは柴くんの沖縄旅行。あと後日談の、ラーメン屋カップルの会話。でもなんと言っても、再婚式の章が良かったです。一度別れた人と再婚するってなかなか貴重な体験ですね。一緒に食事をする相手ができて、これからのエッセイがますます盛り上がりそう。第二弾を期待してます。2015/07/03




