出版社内容情報
「私はこの度、死んでしまいました」――衝撃の言葉の裏にあった思いとは。
吉村達也が最期の日の直前まで書き続けた「ヒマラヤノート」。そこには人生を閉じようとする者、愛すべき家族への力強いメッセージが記されていた。本書は闘病の経過と彼が伝えたかった思いが込められた1冊である。
内容説明
人生の終わらせ方を決めておけば、死ぬことは怖くない。最期の日の直前まで書き続けた「ヒマラヤノート」。そこには、人生の幕を閉じようとする者へ、そして愛すべき家族への力強いメッセージが記されていた―。
目次
プロローグ ぼくはすでに死んでいた
第1章 どうしてここまで放っておいたのか(黒い魔物;「ガンは怖くない」の大ウソ;歩けない! ほか)
第2章 超手遅れのガン患者、やっと入院する(やせたねぇ!;川本先生の初期診断;この本はリアルタイムで、ぼく自身が書いている ほか)
第3章 作家が口述筆記をしてまでも伝えたかったこと(『ヒマラヤの風にのって』;自覚症状はたしかにあった;重大な錯覚の罠 ほか)
第4章 作家が自ら取材ノートにつづった入院の記録
エピローグ 妻と娘からのメッセージ
著者等紹介
吉村達也[ヨシムラタツヤ]
1952年生まれ。ニッポン放送、扶桑社を経て90年より専業作家。デビュー作は86年、扶桑社在籍中に執筆した『Kの悲劇』。ミステリーシリーズのほか、ホラー作品も多数執筆。2009年10月に刊行された『蛍坂』が200冊目の著書。12年5月14日、進行性胃がんで永眠。享年60(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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