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出版社内容情報
日本の犯罪史を本質を抉るノンフィクション
戦後を代表する重大事件がいかにして起こり、人々にどう受け止めてきたのか。また、その後の日本にどのように影響を与えたか。犯罪史を総括する。
内容説明
オウム真理教事件、収賄汚職、大疑獄事件、ロッキード事件、グリコ・森永事件、赤報隊事件ほか日本人と犯罪、国家の闇と巨悪たち。政治家の黒い欲望の構図、闇に潜む頭脳集団。巨悪たちの犯罪の真相に一橋文哉が挑む。
目次
序章 巨悪は永遠に眠らない―蠢動する「国家の闇」(疑獄はなぜ不発に終わるか―永田町の仁義なき戦い;黒いカネはどこに消えた?―ドン金丸「負の遺産」)
第1章 カルトに群がる亡者たち―教祖が沈黙で得た解説(長官狙撃犯が捕まらない理由―暗躍する国際武器商人;暗殺者が抉った真の病巣―闇社会地殻変動の兆し)
第2章 国際謀略組織の犯罪―「戦争の遺産」が蘇る(危機を救った「影の軍団」―金大中事件極秘報告;GHQは知っていた?―下山事件に利権の影;戦争を引きずる完全犯罪―帝銀・3億円の厚い壁)
第3章 ジジババ喰いのマニュアル―少子高齢化時代の悪党像(奪われた『秘伝書』の行方―残党は背後で蠢く;生き続ける詐欺師の掟―井の頭からライブドアへ)
第4章 劇場型企業テロの源流―グリコと赤報隊・悪の連鎖(21面相は「戦争の亡霊」か―グリコ原点説を問う;B作戦はなぜ失敗したのか―警察も手が出せぬ勢力;言論・金融を粉砕する銃弾―闇社会のヒットマン)
著者等紹介
一橋文哉[イチハシフミヤ]
東京都生まれ。新聞・雑誌記者を経て、現在はジャーナリスト。本名など身元に関する個人情報はすべて未公開。1995年、月刊誌「新潮45」での連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」(雑誌ジャーナリズム賞受賞)でデビュー。96年にグリコ・森永事件の真相を追った『闇に消えた怪人 グリコ・森永事件の真相』(新潮社)を出版後、3億円事件やオウム真理教事件、宮崎勤事件、朝日新聞阪神支局襲撃事件、国際臓器売買事件などをテーマにしたノンフィクション作品を次々と発表して出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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