わからなさを生きる哲学

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わからなさを生きる哲学

  • 著者名:岡山敬二【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 亜紀書房(2022/10発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784750517551

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内容説明

《いしいしんじさん 推薦》
夏休みのスイカ割り、9回裏のサヨナラ勝ち、ひと目ぼれの瞬間にこそ、「哲学」はひらく。
「わからない」豊かさにかこまれて、ぼくは、あなたは、ひとつきりの生を生きてゆく。


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人間、時間、「わたし」体と心、死って、いったい何? 
哲学の大切な問いを深める旅へ出かけよう。


ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまで。
「わからない」を切り口に、西洋哲学を一緒に歩く。
問いを立てるための思考のレッスン。

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あなたは、わたしは、世界は、 なぜ、かけがえがないのか?
わからない。──それでも、世界は美しい。


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【目次】
■はじめに

■序……わからなさのはじまり──「人間とは何なのか」という問い

Ⅰ 人間とは何なのかよくわからない
■第1話……人間とは何か、その答えはどこにある?──デカルトからニーチェへ
■第2話……ちっぽけな理性と大いなる理性──ニーチェからデカルトへ

Ⅱ 人間と動物や機械はどうちがうのかよくわからない
■第3話……考えている私は存在するのか──デカルト
■第4話……人間のする計算とは何なのか──フッサール
■第5話……人間はどこから人間になったのか──ケーラーからメルロ=ポンティへ

Ⅲ 身体は私のものなのかどうかよくわからない
■第6話……身体こそがここにいる?──デカルトの向こうへ
■第7話……身体である私はどこにいるのか──メルロ=ポンティ

Ⅳ 時は流れるのかどうかよくわからない
■第8話……時計の時間は時間ではない?──アリストテレスからアウグスティヌスへ
■第9話……時は重なり、空間に広がる──フッサールからメルロ=ポンティへ

Ⅴ 人はどう死ぬのかよくわからない
■第10話……死とはどういう出来事なのか──ソクラテスからショーペンハウアーまで
■第11話……失われることに人は何を思うのか──エピクロスからハイデガーへ
■第12話……人は死ぬことができるのか──ハイデガー

結び 哲学のはじまり──わからなさをわかること

■あとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuko

1
<人間、時間、「わたし」、体と心、死って、いったい何? ソクラテスから、デカルト、ニーチェ、フッサール、メルロ=ポンティ、そしてハイデガーまでとりあげ、「わからない」を切り口に、哲学の大切な問いを深める。> 2022年 わかりにくいことをわかりやすく説明していて読みやすい。中学生くらいの読者にも良いかと思う。 2024/03/29

ishida

1
平易な言葉なのだが、イマイチフワッとしていて、あまり頭に入ってこなかった2022/12/03

ソニックゆうすけ

0
タイトルに惹かれて読んだのだが、何だろう、良い悪いは別として、というかその次元まで達してなく、全然内容が頭に入ってこない。文章の求心力が足りないのか、はたまた、自分がただ入り込めないだけか。本を読んでここまでスルーしたのって中々無い。ホント感想としても無。ちょっと他の人の意見も聞いてみたい。2023/08/14

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