内容説明
昭和二十八年、十五歳の作句の始めから、平成六年まで、四十一年間の四百十二句を収めた第一句集。一人の女体を通して映し出された紗智子前半生の豊饒世界。
目次
序抄―昭和二十八年…昭和四十年
春雷抄―昭和五十二年…昭和五十九年
螢火抄―昭和六十年…昭和六十三年
海鳴抄―平成元年…平成三年
柿若葉抄―平成四年…平成五年
父情抄―平成六年
著者等紹介
藤沢紗智子[フジサワサチコ]
俳人協会会員。朝日カルチャーセンター講師。昭和13年、10月13日、静岡県浜名郡伊佐見村(現浜松市)に生まれる。昭和26年小学校修了と同時に藤沢市へ転居。藤沢市立鵠沼中学校入学。昭和27年同校教師藤澤量正(俳号・耿二)の『らんぷ』により作句開始。昭和34年東京大手町の会社に就職。俳句部「砧」に入会。秋元不死男の指導を受く。昭和51年『鹿火屋』入会。平成5年『季』創刊編集参加。平成10年『季』主宰。以後現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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