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出版社内容情報
彼女たちがトップにのぼりつめた必然的理由とは。
国民的アイドルに成長したAKB48。なぜ彼女たちは、ブレークすることができたのか。マーケティング見地からそのヒットの要因を探る。そこには、必然的な5つの緻密な戦略があった。
内容説明
なぜ、AKB48は国民的アイドルになれたのか?AKB48のブレーク現象を5つの視点から解明する。
目次
第1章 AKB48の商品設計
第2章 AKB48ロングセラーへの軌跡
第3章 セオリーと新世代戦略の融合
第4章 選抜総選挙という優れたプロモーション
第5章 AKB48の作り方
第6章 独自の経済圏を作ったビジネスモデル
著者等紹介
村山涼一[ムラヤマリョウイチ]
1961年7月5日生まれ。中央大学法学部卒。オリコミ(現オリコム)、講談社、NTTアド、東急エージェンシー、旺文社を経て、現在マーケティングプランナー。書籍のマーケティングから、通信、流通、教育のマーケティングと様々なタイプのマーケティングを経験、競争戦略、コミュニケーション戦略が得意分野。企業のマーケティング業務をアウトソースで請け負い、システム構築、プランニング、コンサルティング、社員教育などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yスキー
10
こじつけだろ!後付けやん!!的な突っ込みは置いといて、売れた理由がなんとなくわかったような気になれる本です。面白かった。2011/11/02
Kaz
6
AKBがなぜこれほどまでにヒットしたのか、興味があって手に取りました。でも、AKBについてあまり詳しくないので、わかりにくかった。評論家の結果論的な部分が多く、期待していたほどでは無かったのが残念。2013/12/11
しんしん
4
AKB48が飛ぶ鳥を落とす勢いのころ、総選挙も1回やったくらいのころの分析。 現在進行形の物語を、ファン参加型でプロモーションし、熱中させるというやり方だった。 アイドルのビジネスモデルとして、部分的には今まであったものであっても、組み合わせて発展させて独自の路線と爆発的な人気をつながっていった。2016/02/26
こーこ
3
AKBのことをあまり知らないが、興味を持ち始めた、かつ、何故AKBがこれほどまでに売れているのかと疑問を感じる人にオススメの一冊。私にとっては、正直、わかっていたことが書いてあった本でした。2013/05/25
Naota_t
3
まさにアイドル2.0時代と言ったところか。 著者のロジックに疑問はないけれど、どうも後出しじゃんけん的な印象が強く、何でもかんでも褒めすぎな気がする。大褒めダイヤモンド。 AKB48の戦略は、マーケティングとして日本では結果大ウケしているけれど、それが世界中で模倣されているかと言えば、そうではないと思う。 K-Pop(もう斜陽っぽいけれど)がブレイクしたのは、徹底したレッスンによる完成されたアイドルだけれど、これは著者の論とは反する。 興味深い本だったけれど、ちょっと物足りなく感じるかもしれない。 2013/04/11