出版社内容情報
主人公・いさなは小学5年生。
親友の千種とともに、あるヒミツを知ってしまいました。
それは――、保健室の乙千代子先生(おっちょこ先生)が「魔女」だと言うこと。
でも、これは人間には絶対に知られてはいけないヒミツだったのです!
いさなと千種は、「不合格なら、魔女についての記憶をぜんぶ消します」と言われて、
しぶしぶ魔女試験を受けることに……でも、人間の二人には、むずかしい課題ばかりで!?
ほうきに乗ったり、魔法の薬をつくったり……。
いさなたちの冒険がはじまります!
内容説明
試験に合格できたら、人間とは言え、素質は十分。魔女として認めます。でも、気をつけて。この世界は、いつも“危険”ととなり合わせですから―。
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
作家。『水妖の森』(岩崎書店)で、ジュニア冒険小説大賞受賞
ひらいたかこ[ヒライタカコ]
画家。1981年、絵本『ある朝ジジ・ジャン・ボウはおったまげた!?』(絵本館)でデビュー。書籍を中心に多ジャンルにわたって活躍。児童書の装画も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
40
おっちょこ魔女先生第二弾。まさか前任の先生が師匠だったとは!おっちょこ先生のその場しのぎの回答のせいで、夏休み中いさなと千種は魔女修行をするハメに!2人は魔気のないただの人間だけど、素質が認められれば魔女になれるという。様々なピンチにも、身体能力に体力が自慢のいさなと、秀才千種のコンビの良さが光ります。人間に取り憑いて泥棒をさせるなんてとんでもない魔物だけど、そんな“猫ばば”の姿が憎めなくて可愛い。シリーズまだまだ続きそう。2021/06/19
退院した雨巫女。
13
《私-図書館》二人が魔女になれてよかった。おっちょこ先生もがんばらなくちゃね。二人に負けちゃうよ。2021/06/14
あおい
8
いさなと千種の魔女試験。ほうきに乗ったり薬草を作ったり力を合わせて頑張る二人。おっちょこ先生は相変わらずトラブルメーカー!2022/10/28
mayuri(Toli)
1
お互いの足りないところを補いあういさなと千種はとっても良いコンビで、見ていて気持ちの良い友情が素敵です。おっちょこ先生が、本当にいいキャラしてて!! もー!! やってくれるんだから! って言いたくなるような性格をしているんですが、私はおっちょこ先生こそ本物の魔女で、魔法が使えると思っています。現代の魔法ってわくわくするものだと思うんですが、おっちょこ先生のそばにいると、そのわくわくが絶えないと思うからです。此れを魔法と言わずなんと言うのだろうか、と読んでいて思ってしまいました。続刊も期待したいところです。2021/08/01
Penguin
1
【図】2021/07/14
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