出版社内容情報
金貸しの女の刺殺体となって自宅の焼け跡から発見された。捜査が難航する中、所轄の刑事、舞田歳三は、11歳の姪、ひとみの何気ない一言から事件の真相に気づく。さらに歳三の周囲で次々に起こる難事件。その思いがけない真実が、ひとみとの日常の一コマをきっかけに明らかになっていく。そして、ひとみにまつわる家族の秘密も......?歌野マジックが炸裂する、伏線だらけの本格ミステリ!
内容説明
ワーカホリック気味の独身刑事・舞田歳三は、高利貸しの女が被害者となった放火殺人を捜査することに。債務者や商売敵など容疑者は浮上するものの、決定的な証拠が見つからない。だが、歳三は11歳の姪・ひとみの言葉をきっかけに、事件の盲点に気づく。そして明らかになったのは、全てをひっくり返す驚きの真相だった!叔父と姪の微笑ましい日常に張り巡らされた巧妙な伏線。どんでん返し満載の6編を収録した連作ミステリ。
著者等紹介
歌野晶午[ウタノショウゴ]
1961年千葉県生まれ。東京農工大学卒。88年『長い家の殺人』でデビュー。2003年に刊行された『葉桜の季節に君を想うということ』が「このミステリーがすごい!」「本格ミステリ・ベスト10」の第1位に選ばれ、第57回日本推理作家協会賞、第4回本格ミステリ大賞を受賞、ベストセラーになる。10年には『密室殺人ゲーム2.0』で史上初、2度目となる第10回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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