出版社内容情報
お江戸をひっくり返せ―! お八つにおしゃべりの平和な日々が一転、 小刀の阿真刀、茶碗の文字茶、木彫りの青馬ら、新たな仲間の出現で、 つくもがみたちが世直し一揆!?お江戸妖ファンタジー第三弾!
内容説明
生まれて百年、大切にされた品物は、人の言葉を解すつくもがみとなる―。江戸は深川、古道具を貸し出す「出雲屋」には、そんな品々が集まっている。単なる道具のふりをして様々な場所に貸し出され、人の暮らしを楽しんでいるのだ。ある日、店の一人息子・十夜に送り出された道具たちは、「この世をひっくり返す」と息巻く、見知らぬつくもがみに襲われ…!?個性豊かなあやかしが江戸を駆け巡る、大人気シリーズ第3弾。
著者等紹介
畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知県生まれ。名古屋造形芸術短期大学卒。2001年『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、小説家デビュー。「しゃばけ」シリーズは、新しい妖怪時代小説として読者の支持を受け、一大人気シリーズに。16年、同シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おか
36
いよいよ最終回かな?でも良い物語に仕上がっています。今回は百年君(武士を守るために百年前に作られた付喪神になり得る何か❣)の捜索に必死になる十夜と春夜とつくもがみ達。二人の親たちも子供たちの事を心配しながら 百年君を探す。そして 百年君はあの東叡山寛永寺にある あの有名な○○❣そりゃぁ市民の中で育ったつくもがみ達は怖がるよね(笑)でも やはり難しかったのは つくもがみの姿を想像しきれなかったことですね2023/08/13
kagetrasama-aoi(葵・橘)
32
「つくもかみが笑います」つくもかみの三部作の三作目。今回は百年君という付喪神がテーマ。2023/09/12
RASCAL
19
新キャラの阿久徳屋と春夜登場で、しゃばけ同様長期シリーズものを目論んでいるようですが、さて。2021/09/15
rokoroko
19
付喪神シリーズ3だったのか。最初話が見えなくて困った。つくも神が可愛い。しゃばけシリーズのようにおやつが好きなのもよい。最初から読んでみたい2021/03/11
ドナルド@灯れ松明の火
19
単行本で既読だった。つくもがみを巡るごたごた話。さらっと読んだ。2020/10/27
-
- 電子書籍
- 白衣に包まれて【分冊】 11巻 ハーレ…
-
- 和書
- 冬の花火 角川文庫