角川ソフィア文庫<br> 渋沢栄一自伝―雨夜譚・青淵回顧録(抄)

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角川ソフィア文庫
渋沢栄一自伝―雨夜譚・青淵回顧録(抄)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041099414
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0123

出版社内容情報

NHK大河ドラマの新主人公、その肉声が聞こえる決定版!

内容説明

正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である―。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諌め、教育・福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。

目次

雨夜譚
青淵回顧録(抄)(第一国立銀行創立の前後;東京銀行集会所の濫觴;東京商業会議所の由来;実業教育の創始と沿革;東京市養育院の沿革;株式取引所創立と私の態度;我が国海運事業の今昔;人肥会社と理化学研究所;我が国鉄道と保険業の発祥;我が国紡績業創設の回顧;煉瓦およびセメント事業の変遷;還暦を迎えて;排日問題と国民外交;米寿を迎えた喜び)

著者等紹介

渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュンジュン

7
近代日本の種まき役を担い、多くの事業や団体を立ち上げた渋沢栄一の回想録。元勲から同業者、市井の人、果ては外国人までが信頼を寄せたのは、その人徳の為せる業。政治的野心を持たず、権力から距離を置いた生き方、国家・社会への奉仕を第一義とした姿勢からだろう。「貴方は変わり者だからその道を進まれるがよろしいでしょうが、そういうお考えをもって私どもを律せられては困ります」(276p)。だからこそ、新札の顔にふさわしい。2021/09/21

iceman

2
どんな人に出逢いどの様に生きて来られたか? 口述筆記の体で様々な場面が記述されており人となりを感じることができました。また幕末から明治時代の当時の意外な様子も合わせて発見することが出来ました。またドラマではどの様な映像になるのか? 観る楽しみも増えました。2021/03/19

モッチー

1
「近代日本資本主義の父」渋沢栄一の2つの自伝を収録した本。幼少時代から、大蔵省を辞すまでの自伝『雨夜譚』を、『青淵回顧録』の抜粋でその後の各種事業の立上げについて補う構成となっており、渋沢の人生を柔らかい語り口で知ることができた。『雨夜譚』の中で、渋沢は自分の人生を蚕に例えている。蚕が卵から蚕児、繭、蛾と変化して、また卵に戻るように、自分の人生も4回の変化があったという。農民から攘夷の志士となり、その後一橋家に仕え、大蔵省への勤務、商業界への転身をした渋沢の変化に富んだ人生を、うまく例えた表現だと思った。2021/04/11

カブレラ

0
渋沢栄一の幼少期から官に就いた時代の自伝雨夜がたりと官を辞してから老齢期の青淵回顧録。経済と道徳の合一これが最重要テーマであった。それは孔子の説いた論語と算盤からきている。政府を辞めて民間で活躍したが政府の経験があってこそだと思った。お金は結構国からもらってたし。ただお金を増やす術を持っていた。投資、注ぎ込んでさらに増加させるという技が特筆すべき点。平等にも拘った。農民時代にお代官様が富を貪るのを間近で見てひどく落胆したのだろう。だから商業発展に力を注げた。流石に現代語にしてほしいところがかなりあった。2021/04/28

arihero

0
前半は幕末から明治維新の激動期において実業家に至る生い立ちが時系列に描写され、その時々の置かれた状況と心情や志しが理解できます。後半は創業に関わった事業ごとにその関わりが描かれており、明治期にどのように近代的な産業が興ったのか経済史が把握できます。2021/04/14

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