出版社内容情報
NHK大河ドラマの新主人公、その肉声が聞こえる決定版!
内容説明
正義に基づき、道理正しい経済を進めることが必要である―。「近代日本資本主義の父」と称される一方、私利私欲による弱肉強食の競争を諌め、教育・福祉、外交といった社会事業にも尽力した先駆的な事業家・渋沢栄一。尊王攘夷思想に共鳴した農家の青年は、幕臣、新政府高官といった数奇な転身を経て、いかにして実業界に道を見出していったのか。肉声が響きわたる2つの自叙伝から、その実像を浮かび上がらせる。
目次
雨夜譚
青淵回顧録(抄)(第一国立銀行創立の前後;東京銀行集会所の濫觴;東京商業会議所の由来;実業教育の創始と沿革;東京市養育院の沿革;株式取引所創立と私の態度;我が国海運事業の今昔;人肥会社と理化学研究所;我が国鉄道と保険業の発祥;我が国紡績業創設の回顧;煉瓦およびセメント事業の変遷;還暦を迎えて;排日問題と国民外交;米寿を迎えた喜び)
著者等紹介
渋沢栄一[シブサワエイイチ]
1840年、現・埼玉県深谷市の富農の家に生まれる。一橋家に出仕し、慶喜の将軍継承によって幕臣となり、遣欧使節の一員として渡欧。維新後は明治新政府の招きで民部省、大蔵省に仕官した。73年、健全財政を主張して辞任。民間の立場から商工業に関わることを志し、第一国立銀行をはじめとする約500社もの企業の創立・発展に寄与した。経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的地位向上に努めたほか、社会公共事業や国際親善活動に尽力した。1931年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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