カラ売り屋、日本上陸

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カラ売り屋、日本上陸

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  • サイズ 46判/ページ数 361p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784041097717
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

粉飾決算や株価が過大評価されている企業を探し出し、カラ売りを仕掛けて追及レポートを発表、株価が下がったところで買い戻して利益を上げる投資ファンドを「カラ売り屋」という。ニューヨークに本拠地を置くカラ売り専業投資ファンド、パンゲア&カンパニーは東京事務所を開設。パートナーの北川靖は「タイヤ・キッカー」のトニーと組んで、傘下のMS法人を使って病院買収に邁進する巨大医療グループ、架空売上げの疑いがあるシロアリ駆除会社、タックス・ヘイブンを悪用して怪しい絵画取引を行う総合商社絵画部とそれぞれ対決。窮地に追い込まれた相手は、何とか株価を吊り上げ、パンゲアを叩きつぶそうと画策するが――。金融市場に蠢く男たちの息詰まる攻防戦の先に、気鋭の経済小説家が描いた日本経済の病巣とは!?

内容説明

ニューヨークのカラ売り専業ファンド、パンゲア&カンパニーが東京事務所を開設。狙いを定めたのは、病院買収に邁進する巨大医療グループ、架空売上げの疑いがあるシロアリ駆除会社、タックス・ヘイブンを悪用して高額な美術品取引を行う総合商社絵画部。パンゲアの追及で窮地に追い込まれた企業は、何とか株価を吊り上げ、逆襲しようと画策するが―。金融市場に蠢く男たちの息詰まる攻防戦を、気鋭の経済小説家が活写!

著者等紹介

黒木亮[クロキリョウ]
1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院修士(中東研究科)。都市銀行、証券会社、総合商社を経て2000年、大型シンジケートローンを巡る攻防を描いた『トップ・レット』で作家デビュー。1988年から英国在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

170
黒木 亮は、新作中心に読んでいる作家です。外資系カラ売り屋が主人公の連作中編集でした。オススメは、今も昔も胡散臭い絵画ビジネスを描いた『商社絵画部』です。 https://maonline.jp/articles/book1222020/12/17

KAZOO

104
黒木さんの小説は最近ご無沙汰していて久しぶりでした。この中には3つの話が収められていて、全国規模の病院グループ、シロアリ駆除会社、商社の絵画部がそれぞれ標的になっります。やはり元銀行員ということでの経験が役に立っているような感じです。いつもながら最後に用語の解説があるので助けとなっています。2021/11/08

うののささら

74
黒木亮はマスゴミが書く嘘800と違ってリアリティがあるな。投機で財を成す、空売りファンドの話。収益構造がいびつな会社を見つけ、売り推奨レポートを配信して株価をさげてもうける。マスゴミがやるありもしないことを報道して既成事実にしてしまうあれかと思ったがちょっと違った。証券の話に時事ネタをからめて楽しく読めました。2020/12/02

R

50
空売りを生業にするファンドの男たちとその案件を描いた経済喜劇(?)でした。主人公たちも、ターゲットたちも、どちらにも肩入れしたくない、なんとも嫌な業界だなと思う話で、お金に群がり歪な経済活動を行う輩の姿を見ることができた。医療業界、粉飾決算、パナマ文書とあれこれの経済トピックを扱っているので、そういった業界の黒い話が読めるようで面白かった。結局儲けてる奴は悪い人しかいないんじゃないかと思ってしまうような内容だった。2021/04/26

Kiyoshi Utsugi

38
黒木亮といえば、早稲田大学時代は競走部で瀬古利彦と同時期に箱根駅伝を走った方。 ・病院買収王 ・シロアリ屋 ・商社絵画部 の3篇が収録されています。どれもカラ売り屋であるバンゲア&カンパニー(架空の会社)のパートナーである北川靖を主人公とするもの。 そのカラ売り屋に狙われるのは、病院買収王であったり、シロアリ屋であったり、商社絵画部であったりします。 米国からカラ売り屋が日本にやってきて、好き放題稼ぎまくるというもの。ただ、話の途中では赤字になりかけることもあるので、手に汗握る展開にはなっています。2022/07/28

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