出版社内容情報
下町情緒あふれる東京の谷根千(谷中・根津・千駄木) の路地裏にある、隠れ家的雑貨屋「怪運堂」。明るさだけが取り柄の女子大生・岩篠つみれは、ミステリアスな店主・竹田津優介の秘められた探偵の素質に気付く。部屋中の物が逆さまになった謎などの怪事件を持ち込むと、竹田津は猫をかまったり寄り道ばかりしながらも、鮮やかに真相を解き明かしていく――
謎解きと下町散歩はよく似合う。猫&ユーモアたっぷりの本格ミステリ!
内容説明
謎解きと下町散歩はよく似合う―下町情緒に満ちた東京の谷根千(谷中・根津・千駄木)で、ミステリアスな雑貨屋店主・竹田津と天然女子大生・つみれが怪事件を解く!
著者等紹介
東川篤哉[ヒガシガワトクヤ]
1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパ・ノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』で第8回本屋大賞を受賞しミリオンセラーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
85
いつも通りのゆるいミステリ。ギャグ要素がちょっと少ないけど、会話のテンポが良くて読みやすい。シリーズ化するのかな⁉楽しみです2021/01/01
さっこ
68
東京の下町情緒のある谷根千(谷中・根津・千駄木)にある居酒屋「鰯の吾郎」の看板娘、岩篠つみれと、胡散臭い雑貨屋店主・竹田津優介。不本意ながら二人で界隈で起きる事件の謎を解く。相変わらずの緩い作品。既視感のある内容。東川さんの作品は暫くいいかな…と思いながら新作が出ると読んでしまう。初期のころのような楽しさを期待しているのだけれど…。2020/11/22
ポチ
51
谷根千が舞台ということで読んでみた。谷中銀座商店街辺りを散歩しながら事件を解決してしまうような軽さと緩さがあるが、ミステリとしても楽しめた。2021/01/24
ミーママ
41
図書館の本📚️ さらっと読めて面白かった❗ なんだかイワシが食べたい。 2028-90 2023/07/20
達ちゃん
34
東川さんの新シリーズ。相変わらずのゆるさと軽妙な会話がいいですね。2020/12/02