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出版社内容情報
人類が魔王軍と激戦を繰り広げている最中、最前線から遠く離れた辺境の地に緊張が走る。
大国ヴェロニア王国からの宣戦布告、そして開戦。
かつて一度は戦場から離れることを選んだレッドであったが、最大の危機を迎えたゾルタンと愛する人々を守るため再び剣を取り戦場を駆ける!
――そして、流れ着いた一騎当千の英雄達が暗雲立ち込めるその先に見たものとは!?
「ふふっ幸せだなぁ、私って本当に幸せなの。こうしてレッドと一緒に雨の中を歩いて、綺麗な景色を見れるなんて」
雨はやみレッドとリットの日常に再び穏やかな陽射しが降り注ぐ――。
超大幅加筆で贈る大人気スローライフ・ファンタジー、第7弾!
内容説明
人類が魔王軍と激戦を繰り広げている最中、最前線から遠く離れた辺境の地に緊張が走る。ヴェロニア王国からの宣戦布告、そして開戦。かつて一度は戦場から離れることを選んだレッドであったが、最大の危機を迎えたゾルタンと愛する人々を守るため再び剣を取り戦場を駆ける!…そして、流れ着いた英雄達が暗雲立ち込めるその先に見たものとは!?「ふふっ幸せだなぁ、私って本当に幸せなの。こうしてレッドと一緒に雨の中を歩いて、綺麗な景色を見られるなんて」雨はやみレッドとリットの日常に再び穏やかな陽射しが降り注ぐ―。超人気スローライフ・ファンタジー、第7弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
37
大国ヴェロニア王国からの宣戦布告。思ってもみなかった形で最大の危機を迎えたゾルタンと愛する人々を守るため、レッドたちが再び剣を取り立ち向かう第七弾。リリンララと話し合ったことをきっかけに明らかにされてゆくヴェロニア王国を巡る過去の真実。決着をつけるべくやってきたレオノールたちヴェロニア王国相手にどうすべきか、葛藤するレッドたちと戦うことを決断したゾルタンの人々。大切な人たちや居場所を守るため立ち上がった彼らの奮闘とその結末には良かったなと思えましたけど、ここからまた物語がどう展開するか続巻も期待ですね。 2020/06/26
まるぼろ
19
ヴェロニア王国編完結、過去最大の危機を迎えたゾルタンの人々とその一員であるレッド達が大国ヴェロニアの王妃レオノールと戦闘を繰り広げるお話です。今巻もとても良かったです。サリウス王子の出自に纏わる真相が明らかになって、さあ残る問題は…となった所での、このシリーズの根幹のテーマである「加護」の埒外に存在するレオノールの異質さは、悪役ながらもとても印象に残る人物でした。それでも今回の件でゾルタンは勿論の事、世界もやっと少し平和になったのかと思いきや、エピローグにて…、次巻もどんな話になるのか楽しみです。2020/07/07
真白優樹
14
ヴェロニア王国からの宣戦布告を受け開戦したゾルタンで、レッドやルーティ達が再び剣を取り戦場へと飛び込む今巻。―――続く日々を守る為、今こそ再びこの力を。 これからもスローライフを続けていく為、加護すらも私欲でねじ伏せる豪傑とぶつかり合い、戦場の最前線を駆け抜けていく巻であり、今ここにある大切な日々を守る為に英雄達がその力を尽くす、一つの集大成であり通過点である熱さと優しさ漲る戦いが見所である巻である。新たな勇者の不穏の影がちらつく中、レッド達のスローライフは果たしてどうなるのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/07/09
げんごろう
14
辺境の小国と侮ることなかれ。 よそ者ばかりだからこその団結力、ゾルタンの底力を見せてもらいました。 そして薬屋リットの英雄っぷりもかっこよかったですし、レッドやルーティも言わずもがな。 今巻も面白かったです!2020/07/04
リク@ぼっち党員
13
ミストームさん関連のイベントが終了。全編通してバトルなのはもういつも通り。ギデオンとしての実力はやっぱり高いな。というかこれで戦闘についていけなかったって勇者パーティー激戦すぎるでしょ。あれでアレスはすごいやつだったのか…。こうして世界はまた一歩平和に近づいた、けど辺境の町でも世界に関わる羽目になるのは加護のせいか。でも今回は加護の衝動を私欲でねじ伏せる傑物が現れたし、その辺がまだまだ掴みきれない。アスラデーモンという加護の影響を受けない者の気になるセリフもあったし。2020/06/29