出版社内容情報
往年の名刑事の猟奇的な遺体。その手口は十数年前の未解決事件と酷似していた。県警伝説の刑事・久井重吾はイマドキ刑事・中戸川と真相に迫るが、そこに見え隠れする中国最古の秘密結社とは!?
内容説明
神奈川県内で見つかった、往年の捜査一課刑事・諸富の遺体。猟奇的な手口は13年前の未解決事件と酷似。その背後には謎の暗殺者“人魚”の影が…。諸富のかつての部下で県警伝説の元刑事・久井重吾はアドバイザーとなって、イマドキの刑事・中戸川と捜査に乗り出す。だが、事件の裏に中国最古の秘密結社が浮かび上がった矢先、さらなる犠牲者が!“人魚”の凶行を、久井は止められるのか?驚愕必至の警察ミステリー!
著者等紹介
長崎尚志[ナガサキタカシ]
漫画雑誌編集者を経てフリーの編集者兼小説家に。2010年『アルタンタハー東方見聞録奇譚』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
95
浦沢直樹さんの多くのコミックの原作者である長崎さんの「パイルドライバー」シリーズ2作目です。三人家族の一家惨殺事件が起きて若手刑事が退職した元刑事で身長190センチのパイルドライバーといわれる人物と組まされます。この事件は15年前に起きた同じような事件(パイルドライバーが担当していた)が再現された感じです。前回の事件では県警本部長の絡みがあったりして二つの事件も同時に解決されます。かなり込み入った感じですが私には楽しめました。2023/01/28
坂城 弥生
43
いじめの輪廻がメインの事件。そこに中国人が絡んでいて複雑になっていった。2021/03/30
み
20
面白かったぁ♪一作目同様に、複雑に絡んでるお話しでした。中戸川さんのチームは、いいですね。シリーズ続いて欲しいです。2021/03/22
tomtom
13
なぜか久井を「くい」ではなくて「ひさい」だと思って前巻を読んでいた。他のいろいろと合わさってパイルドライバーだったんだと今更気づいた。本文中にある久井の読んでる本の内容が所々に挟まれているのが読みづらかった。2023/07/13
スプリント
11
新たな真実が次々とでてきて読む者の推理を覆していく展開に引きこまれます。2021/02/28
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