出版社内容情報
米軍が“外注”される日!?
東京五輪馬術競技会場で起きた暗殺事件。背後には日米韓を揺るがす極秘情報が存在した。事件の統括責任者冴木、被害者を警護していた巡査部長藤田は、真犯人と、彼女が遺した“あるデータ”の行方を追う。
●真山 仁:1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者を経てフリーライターに。2004年刊行のデビュー作『ハゲタカ』がベストセラーに。『マグマ』『ハゲタカ2』『レッドゾーン』『プライド』『黙示』『売国』『当確師』『海は見えるか』など、現代社会の様相に鋭く切り込む小説を発表している。
内容説明
東京五輪で起きた馬術競技韓国代表キム・セリョン暗殺事件。背後には日米韓を揺るがす極秘情報が存在していた。事件収拾の責任者として内閣参与に就いた元内調室長の冴木は、北朝鮮の工作員・和仁と手を組み、真相に迫ろうとする。一方、セリョンのSPを務めた藤田は、彼女を守れなかった悔恨を胸に、真犯人と彼女が遺した“データ”の行方を追っていた。すべてのカードが開かれたとき、世界は予想を超えた新しい顔を見せる!
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て2004年『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
5
ハラハラドキドキしました2021/04/29
かずぺん
3
だんだん年齢と共に理解力が低下しているせいか、整理整頓されていない状態で読了しました。2021/06/22
くらーく
3
ん-、ハッピーエンドと言って良いのかな。まあ、真山先生も日本人だし。 政権批判や国防に非難を込めつつも、責任感をもった勇気ある人を丁寧に?描いた作品ですね。一気読みでした。流石だなあ。 ただ、ハゲタカシリーズに比べると、ある意味、社会の闇の部分を描いているので、そうなのかねえ、としか思わなかった。本当にこんなに人が亡くなるような事態が起きても、表に出てこないのかねえ。 冴木、中村、望月、藤田。続編があるのかねえ。冴木の過去で本が書けそうな気もしないでもないな。やはり、真山作品は注視しておかないとな。2021/05/23
やまたか
1
真山仁が描くインテリジェンスの世界。日本、韓国、北朝鮮、アメリカが絡み登場人物が多く、いったい何が起きているのか良くわからない展開だったものが、下巻の後半になって一気に終息に向かう。荒唐無稽のように見えて、実は現実にも起きかねないような事態に、背筋が寒くなる。日本のインテリジェンスは本当に大丈夫なのか?心配になった。2023/02/14
マメラッティ
1
次々と話が進んでいく。こんなに複雑にしなくても良いかなと思うが一気に読んでしまった。今まで読んだ作品と雰囲気が異なり、「あれ、大沢在昌先生の作品だったかな?」と錯覚する感じ。2021/09/07
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