出版社内容情報
東京五輪で放たれた、一発の銃弾。
東京五輪の開幕前、馬術競技韓国代表のセリョンは何者かに二度も襲われた。同じ頃、在日米軍女性将校と北朝鮮潜伏工作員の変死事件が相次ぎ発生。三つの事件の裏には、日米韓に関する謀略が蠢いていた――。
●真山 仁:1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者を経てフリーライターに。2004年刊行のデビュー作『ハゲタカ』がベストセラーに。『マグマ』『ハゲタカ2』『レッドゾーン』『プライド』『黙示』『売国』『当確師』『海は見えるか』など、現代社会の様相に鋭く切り込む小説を発表している。
内容説明
2020年7月24日夜、東京オリンピックがついに開幕した。現役検事ながら馬術競技韓国代表のキム・セリョンは五輪直前、3度も凶漢に襲われ、ある不正に関する極秘捜査を止めるように脅されていた。5月に入ってからは在日米軍女性将校と北朝鮮の潜伏工作員の変死事件が相次いで発生。3つの事件の裏には、在日在韓米軍に関するある謀略が蠢いていた―。東アジアの安全保障を根底から覆すパンドラの箱が、いま開かれた!
著者等紹介
真山仁[マヤマジン]
1962年大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒業。新聞記者、フリーライターを経て2004年『ハゲタカ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドットジェピー
5
ハラハラドキドキしました2021/04/29
こけこ
1
東京オリンピックが背景。時節が組み込まれているし、臨場感がすごい。この後、どうなるんだろう??2023/07/26
Moonlily
1
無観客になった東京五輪で起こる事件という設定に、試合が見られなかった無念を解消してもらおうと読み始めた。しかも、行く予定だった馬事公苑で起こる殺人事件。今は入場できないがパラも終わって落ち着いたら馬に会いに行こう。真山さんがとても読みやすく書いているので、サクサク読める。下巻買ってなかったので、本屋さんに買いに行こう。2021/08/07
minu tanu
1
セリョンが捜査した不正事件。米軍将校及び工作員の変死。セリョン暗殺。さてどんな結末が? 硬い内容で登場人物も多いですが一章を約十節ぐらい細かくしており読みやすいです。2021/04/04
とーさん
0
80点2024/10/23
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