出版社内容情報
「自分で着られない」「どこに着ていくの」「間違いを指摘されたら恥ずかしい」――寄せられる悩みの数々にこたえ、その人なりのスタイルを応援する、実用リストも充実の群流きものエッセイ!
内容説明
きものに関心を抱いたとき、誰もがぶつかる悩みの数々。きものを日常着として着こなす著者が「その人なりに着ればいい」と背中を押してくれる、一歩踏み出すための応援エッセイ。
目次
1 着物の第一歩を応援したい
2 着物生活の後押し(実家に眠っていた着物の相談―Aさんの場合;着物箪笥の整理―Bさんの場合)
3 着られない理由(振袖と浴衣以外、わからない―Tさん 四十代前半;振袖だけは着ている―Uさん 三十代;レンタルで着たら楽しかった―Vさん 四十代・既婚;着付けは自分でできるようになった―Wさん 三十代前半・未婚;いただいた着物が大量にある―Xさん 四十代後半;祖母がすべてアレンジしてくれていた―Yさん 四十代;一度着物から気持ちが離れてしまった―Zさん 四十代・既婚)
4 着物と私
5 その人なりに楽しんで着ればいい
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
舞※しばらく平常通りではないかも泣
84
つまんなかった。どーでもいい話、わざわざ本に?と思った。着物用語わからないので検索しながら読んだが、画像ないとわからなさすぎてきつい。着物は着たいけど手間お金、格式の高さが壁。着物はすごく好き、素敵で、着たいし、ずっと見てられるし、レンタル楽しそう!スタジオとか行きたいし、写真見るのも好き。自前の着物、浴衣あるけど、着れない笑 自由に気楽にコーデできたらいいよね。着物警察、女の面倒さには共感笑 ある人の駅で着崩れを走ってきて直してくれたEPはさすがと思った笑 着れない理由、コツ、自分の着物体験の話の本。2023/08/18
美登利
82
昔から群さんのエッセイを読んでいて、着物を買ったという話は良く出ていたけれど高校生の頃から着物を誂えていたとは知らなかった!そうそう私も母が小学生から中学生の頃お正月には着物を作ってくれて着ていたな、群さんと同じ経験があったんだよなと懐かしく思い出しました。私自身は自分で着れるのは浴衣がせいぜい。歳を重ねて体型もすっかり着物が似合うようになったから、出来たら着たいなと思いますが着ていく場所も無いしやはりハードルは高いです。初心者には結構難しい内容だと感じたけれど、群さんの着物への思いが溢れていました。2020/10/25
たかこ
55
「きものが着たい」と言いながら、きものを着ない人の気持ちがわかった気がする。お知り合いの方の着物にまつわるライフヒストリーをまとめ、群さんがアドバイスやコメントをしているのが主な話。やっぱり、着物が当たり前でなくなり、気軽に聞ける人がいなくなってしまったのが、着物離れに拍車をかけているのかな、と思う。群さんの着物にまつわる聞き取りがすばらしくて、私も周りの人に聞きたくなったほど。私も着物がきれない時はたとう紙をあけて見たり触ったりすると心が休まる。こんなに心を惹かれるものが箪笥にあるとそれだけで幸せ。2023/04/02
優希
49
着物が着たくなりました。着付けなど全くできないのですけれども。2021/09/02
ひめぴょん
15
きものにまつわる群さんのエピソードや群さんのお知り合いの方の着物に対する思いや着物の整理にお付きした時のことに関することなど。 着物用語は知らないと分からないことも多いのは知らない人と話していると実感します。そして、そういう用語が自然に身に付くような環境ではなくなってはいますが、知りたいことに手を伸ばせば知ることができる環境にもなっています。母や祖母などを通して着物に関するいろんなことを伝承する時代ではなくなり、直接伝授してくれる身内がいなくともネットで知ることができる時代。そして、リサイクルではかなり安2024/10/06