角川文庫<br> その孤島の名は、虚

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角川文庫
その孤島の名は、虚

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  • サイズ 文庫判/ページ数 527p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784041091296
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

オーロラが教室を覆ったとき、女子高生たちの姿が忽然と消えた――。10年ごとに発生する神隠し。吉祥寺南高校・吹奏楽部24名は突如としてこの現象に巻き込まれ、謎の孤島に飛ばされた。忍びよる生きた影。螢のように輝く住人。常に変貌する自然や廃墟。襲撃による仲間の死。“存在”と“法則”に支配されたこの島で、彼女達は生き残れるのか!? 謎また謎、逆転に次ぐ逆転、そしてまさかの真実。衝撃の青春サバイバルミステリ!

内容説明

オーロラが教室を覆ったとき、女子高生たちの姿が忽然と消えた―。10年ごとに発生する神隠し。吉南女子高校・吹奏楽部24名は突如としてこの現象に巻き込まれ、謎の孤島に飛ばされた。忍びよる生きた影。蛍のように輝く住人。常に変貌する自然や廃墟。襲撃による仲間の死。“存在”と“法則”に支配されたこの島で彼女たちは生き残れるのか!?謎また謎、逆転に次ぐ逆転、そしてまさかの真実。衝撃の青春サバイバルミステリ!

著者等紹介

古野まほろ[フルノマホロ]
東京大学法学部卒業。リヨン第3大学法学部第3段階「Droit et Politique de la S´ecurit´e」専攻修士課程修了。フランス内務省より免状「Dipl^ome de Commissaire」授与。なお学位授与機構より学士(文学)。警察庁1種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。2007年、故・宇山日出臣氏に絶賛され、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞しデビュー。有栖川有栖・綾辻行人両氏に師事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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geshi

31
独特のセリフ回しも抑えめで異世界転移サバイバルのエンタメストーリーに腰を据えた作品。生存のために一度はまとまるが、些細なことをきっかけに吹奏楽部ゆえのヒビが入り関係が解消され、シルエット人とキラキラ人の介入もあって対立から戦争へと拗れていく展開はベタだけど面白い。キャラが多くて描き切れていないから、せめてパーリーぐらいはもっと色濃くして欲しい。脱出方法の数学的解法は完全に聞いてるだけになっちゃった。お得意の青春小説らしい落とし所と殺人犯の正体はストレートにやって、まとまりよく終わらせている。2021/08/17

シタン

25
2014年発表作品の文庫版。孤島漂着×女子校×吹奏楽×戦争×数学×謎解き。女子校が舞台で「セラ黙」シリーズを彷彿とさせる台詞回しだが、青春をかけるものが探偵術ではなく吹奏楽。前半はこの吹奏楽成分が強い。パートごとの性格の描き分けが秀逸で、この心理描写は後に新書で書かれる警察の各部門(刑事・警備等)の性格分析の原型とみた。彼女らを翻弄するのは、矛盾した説明をしてくる複数の先住民たち、物理現象の超越、殺人事件。パートごとに分裂し戦争状態に陥った彼女らは、孤島の謎と殺人の真相を解いて元の世界に戻れるのか?2020/07/28

おうつき

24
どんな本でも必ず最後まで読み切る事にしているが、久々に読み進めるのが苦痛に感じる小説に出会ってしまった。元々古野まほろ作品は自分の中で好き嫌いが激しくて、かっちりはまれば楽しめるのだけど、これはそうではなかった。登場人物は口調だけで書き分けられているような感じで、サバイバルへの順応性とかも含めて女子高生である必要性が感じられない。数学的な謎解きももっと腰を据えて読めば楽しめたのかもしれないが、細かい所が気になって全く集中できなかった。2022/04/05

ほたる

14
突然飛ばされた先に待ち受けるは、あるルールに支配された島だった。発想が面白くて、章題からもわかるけどある教科がひとつのテーマ。二章からの展開には目を見張るものがあり、そこから先はノンストップで読み終えてしまった。わかりやすくて理解できたので満足。2020/06/14

ミャロ

11
突如、孤島に飛ばされた女子高生達が島から出るため島の謎を解くサバイバルミステリー。序盤、女子高生達の名前と関係把握に苦労したが、島の謎解きや生き残りを懸けた戦争、そして解決編からの展開が良くエピローグも哲学的でとても面白い。数学的な謎で、理解するのが大変で好みは別れると思うが、自分はとても好みだった。にしても数人、女子高生と思えないほど能力の高い子が。2020/07/18

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