出版社内容情報
大人気シリーズ「RDGレッドデータガール」の著者荻原規子が自らの”ファンタジーのDNA”を育んだ名作を紹介。『赤毛のアン』の日常と『枕草子』の宮廷生活、どちらの描き方にも共通するものとは? 古代中国を思わせる小野不由美の「十二国記」に西洋の児童文学を想起するのはなぜか。実は青春恋愛譚として読める佐藤さとるのコロボックル物語、『だれも知らない小さな国』。六百枚を超えたデビュー作『空色勾玉』のエピソードなど、読書の幸福が溢れるブックガイドとしても読める名エッセイ集。酒井駒子描きおろしのカバーも必見!
内容説明
「RDGシリーズ」で人気の著者が、自身の“ファンタジーのDNA”を育んだ名作を紹介。『赤毛のアン』の日常と『枕草子』の宮廷生活の描き方に共通するものとは。古代中国を思わせる小野不由美の「十二国記」に西洋の児童文学を想起するのはなぜか。実は青春恋愛譚として読める佐藤さとるの『だれも知らない小さな国』。デビュー作『空色勾玉』のエピソードなど、読書の幸福が溢れるブックガイドとしても読める名エッセイ集。
目次
1 ファンタジーの根っこ(遠い場所遠い国;神話とファンタジー;ホラーより恐い?;感覚タイプのファンタジー;文章を書く)
2 アニメと児童文学と(孤独の問題;読書が似ている(かもしれない)
DWJ打ち上げ会
虫のような小さな人
読書について
長さの壁
成熟したまなざし)
3 読書という宇宙(「橋わたし」の思考;ひらめきと直感;アンの理想と現実;笑う平安貴族;SFのいち押し;象徴の文法;世界の応答)
4 ナルニアをめぐる物語(記憶にないのになつかしい;ウサギたちの小宇宙;ジャングルの尊厳;重さと長さ;ナルニア螺旋)
5 私的ファンタジーの書き方
著者等紹介
荻原規子[オギワラノリコ]
東京生まれ。早稲田大学卒。『空色勾玉』でデビュー以来、ファンタジー作家として活躍。2006年『風神秘抄』(徳間書店)で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞JR賞、日本児童文学者協会賞を受賞。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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