出版社内容情報
稲葉 稔[イナバ ミノル]
著・文・その他
内容説明
日本一の剣士を目指す玄武館の師範代・山本大河は、黒船の騒ぎを聞きつけ、抑えきれず浦賀湊までやってきた。巨大な船を目の当たりにし、異国の敵を初めて意識する大河。だが、彼は3日後に中西道場の三羽烏の1人・高柳又四郎との立ち会いを控えていた―。高柳は、大河が剣の道を選ぶ切っ掛けとなった人物で、負けるわけにはいかない強敵だった。大河は高柳の「音無しの剣」を破ることができるのか。書き下ろし長篇時代小説。
著者等紹介
稲葉稔[イナバミノル]
1955年、熊本県生まれ。脚本家・放送作家などを経て、94年に作家デビュー。近年は時代小説に力を注いでいる。2020年、「隠密船頭」シリーズと、「浪人奉行」シリーズで第9回日本歴史時代作家協会賞の文庫書き下ろしシリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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