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内容説明
第二次太陽主権戦争・第一回戦のアトランティス大陸での激闘を乗り越えた「問題児たち」。三人が揃う平穏な時間は、実に三年ぶり―その間、それぞれが過ごしてきた波乱の日々。“護法十二天”に持ち込まれた依頼から始まる、十六夜たちと華僑との戦い。“ノーネーム”の頭首となった耀が、一か月以上行方不明になった事件。“ノーネーム”から独立した飛鳥が、“階層支配者”に任命されることになり…!?心を許し合う、つかの間の休息の後、箱庭の外界を舞台とした第二回戦が幕を開ける!「問題児」シリーズ完結から語られることのなかった三年間、その追想と始動を告げる第8巻!!
著者等紹介
竜ノ湖太郎[タツノコタロウ]
1986年6月25日生まれ。汎愛高校武道科卒。第14回スニーカー大賞にて“奨励賞”受賞。受賞作は『イクヴェイジョン』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
18
ここで休載は痛すぎますが、先生の体調や気持を考えるのと仕方ないのかなと。まだまだ長い物語になりそうですし、白夜叉様がラスボスの手前の存在になりそうな感じでワクワクさせてくれただけに残念です。いつか物語の完結がみれたら嬉しいです2020/07/24
ツバサ
15
十六夜と金糸雀の絡みが出るだけでも面白い。さて、これからって時にあとがき読むと、おぉ…となる。2020/07/05
燃え尽きタコ
13
やっぱ十六夜の現代編は過去も現在も好きだな。2024/10/08
真白優樹
9
第一回戦目の激闘を終え束の間の休息、十六夜達が空白の時間を語り合う中、次の戦いが静かに迫る今巻。―――追想の果て、埋め合い絆は再び固くなる。 十六夜と金糸雀の絡みが再び繰り広げられたり、今までの戦いから一呼吸置く為にドタバタに過ぎる日常が繰り広げられる、笑いと追憶に満ちた巻である。新たなゲームの真実も語られ、その哀しい内容に一人の少年が決意を固め。太陽は静かに沈みゆき、それぞれの黒い思惑が舞台の裏で蠢く中、第二回戦の幕は上がる。果たして、運命を書き換えられるのか。 いつか続きが読める事を願う次第である。2020/07/10
八岐
7
★★★☆ 釈天社長のなんでも屋稼業編は腰を据えて読みたかったなあ。これに限らず、過去編は事件が起こって事情が判明していざ!という盛り上がり所をすっ飛ばして結末だけやって幕を下ろしちゃう話が多くて、ちと肩透かしを食らってしまった。話自体は大変面白そうだっただけに尚更に。肝心のゲームも現世編に突入という所で終わっちゃったからなあ。文字通り終わっちゃう可能性も高いわけで、それは後生やでぇ2020/07/04