角川文庫<br> 猫には推理がよく似合う

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角川文庫
猫には推理がよく似合う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041083161
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい―。現実の事件と、謎解きに興じる“しゃべる猫”の真実は?ミステリ界注目の気鋭による、猫愛あふれる本格推理。
解説 我孫子武丸 
帯推薦文 有栖川有栖

内容説明

とある法律事務所の事務員・花織はある日、“おしゃべりする猫”スコティに推理合戦を仕掛けられる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」金庫に入っているのは5カラットのダイヤの指輪、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に妄想を膨らます1人と1匹。なぜか事件が現実になり―。衝撃のどんでん返しの本格ミステリ。

著者等紹介

深木章子[ミキアキコ]
1947年東京都出身。東京大学法学部卒。元弁護士。60歳を機に執筆活動を開始、2010年に『鬼畜の家』で島田荘司選第3回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

aoringo

88
猫とミステリの掛け合わせに惹かれて。論理的で意外性もあり最後はきちんと着地した。読み始めは話しをするスコティが可愛くてどんどん読み進めるけど、ラストは思っていたよりビターな終わり方だった。詳しく語るとネタバレになりそうなのであまり書けない。読後何だか可哀想な気持ちになったけど、動物が好きな人に悪い人はいないと信じたい。2020/04/16

ぶんこ

49
う〜ん、猫好きとしてはスコティのような猫とお話しできたら最高なので、途中まではとても楽しめたのですが・・・2転3転する展開はミステリーとしては面白いのですが、私はミステリーよりも猫と人とのほっこりを期待していたようです。スコティ、本当のことを教えてといいたい。2020/07/24

坂城 弥生

41
喋る猫のお話(?)。猫によるミステリーでした。2022/07/04

うまる

38
美猫のスコティとミステリ談義をするのが楽しいお話。と思っていたら、終盤の展開がすごくてとても面白かったです。スコティがミステリネタについて「あれってどこが面白いの?」って聞いてくるのが可愛いんだけど、ミステリ好きには痛いとこ突いてくる感じで笑いました。時刻表ミステリに関しては同意見だなぁ(笑) スコティが考えたミステリも良くできていて楽しい。良い意味で思ってたのと違うミステリで、すごく好みだったので読んで良かったです。猫好きミステリ読みさんはぜひ。 2020/09/15

geshi

38
読むごとに何処までが虚構(妄想)か分からなくなる不思議なストーリー展開。第一部は法律事務所に持ちかけられるトラブルが地味に続くが、しゃべる猫から現実を元にしたにフィクションの形で問題が提出され、推理と検証に徹する純ミステリー空間へと変貌する。多重推理に対する否定の論理が考え抜かれていて、布石がバシバシ嵌っていく快楽を味わえる。そして〝意外な犯人”が明らかになった後、更にもう一捻りして妄想と現実が入り混じり、猫のミステリとに着地するのが小憎らしい。2019/10/19

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