出版社内容情報
野山を渉猟する”生き物屋”が蒐集した、里山の妖しく不思議なお話。
内容説明
土地の人なら誰もが知る立ち入ってはならない場所は、なぜ封鎖されないのか?戦慄するその理由が語られる「ヱド」。ある風習の名前は、夏の夜空に明滅する数多の蛍が飛ぶさまを表している―哀切さに心打たれる「ほたるかい」。山奥の小さな集落にかつて存在したという、罪人を死に至らしめる湯の伝承を生物学的に解明する「カンヌケサマ」など、41篇。野山を渉猟し、昆虫や動植物を愛する“生き物屋”が蒐集した不思議な話。
著者等紹介
coco[ココ]
愛知県生まれ。漫画、文筆、写真家
日高トモキチ[ヒダカトモキチ]
宮崎県生まれ。漫画家、イラストレーター、よろず物書き。学習参考書の編集者を経てデビュー
玉川数[タマガワカズエ]
東京都生まれ。著書に『里山奇談 めぐりゆく物語』『里山奇談 あわいの歳時記』がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。